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No.3701-2 失礼しました。

2023.04.18

 前号でワクチン接種新情報について肝心の行政資料を添付しないまま投稿してしまいました。深くお詫び申し上げ、あらためてこの号で添付しますので参考にしてください。申し訳ございませんでした。
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No.3700 友に捧ぐ3700号

2023.04.13

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 選挙直前になって、とうとう我がブログが3700回を迎えることとなりました。この号の内容はいったいどんなことを書くことになるのかは決めていたわけでもなく、まったく考え無しだったのですが、とても感慨深い素晴らしいブログを書けることになりました。
 
 早朝の挨拶立ちをして今日で4日目。通過する車の中から温かい対応をしてくれる数が増えてきました。タスキもなく、ただただ黙って頭を下げるだけの挨拶立ちに、何の為に立っているのかが徐々にご理解いただけるようになったものと思います。
 今日は、立ち始めてまもなく一人のよく知る奥様が後ろから
「枝久保さん、あまり無理して身体壊さないようにしてくださいね」
「あっ、○○さん!ありがとうございます」
 と、この次の言葉が・・・空を指さしながら
「上で主人が応援してますよ」
 その瞬間目に・・・最近とみにウルウルしやすいところでのこの言葉に普通でいられるわけがありません。ハンカチ無しではいられない状態になってしまったのです。男泣きしそうなところまでいきそうでしたが、なんとかそれは抑えることが出来たかなと。
 地元香日向には長く相互信頼関係をつないでいる仲間が多くいますが、その中でも、スポーツや音楽での趣味を同じくし、地元イベントでも共に地域のために頑張ってきた盟友が突然亡くなったのは昨年の夏のことでした。私より一つ上の、どんなことでも言葉で言わずともほぼ理解が同じ方向を向くような信頼関係だったと自負していた友の死。知人の死でこれほど驚愕し、無念に感じたのは、4年前の選挙で常に私の身近にいて身体も活動も支えてくれた方が選挙3か月後に帰らぬ人となったこと以来で、人生を通じてもあまり記憶にありません。やはり、想定もしていない突然の死に対する悲しみは重苦しいものがあります。
 天国から見守ってくれる盟友・・・今朝の奥様の言葉にどれほど励まされたことか。人間のパワーとはそういうことからみなぎることを実感した朝でした。

No.3699 寒い朝の嬉しい声、声、声

2023.04.10

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 12対11 10回裏2アウト満塁大谷・・・アーー大谷セカンドゴロ、ゲームセット! まるで優勝したかのように飛び上がって喜ぶブルージェイズの選手たち。こんな時もある。
 さー気持ちを入れ替えて。

 朝のうちは気温が低く、まだ手袋をしないとかじかむほど。今日から新年度登校で新1年生と会えると心ウキウキ立っていたのですが、新入生は明日からですと班長さん。そうか、入学式は8日にあったので今日からと思っていましたが、1年生は明日からなんだ。少しがっかり。
 でも、嬉しいことも。3年生の女子が、今まで会話したことが無かったのに「1年生がうちの班は一人なの。それで今日は6年生が送りでいないの」と早口かつ饒舌に話してくれたんですねー。なごむ瞬間です。
 また別の班の2年生になった子は、こちらの声掛けに今まで反応があったタメシが無かったのに、今日は大きな声で「おはようございます。行ってきまーす」と私を見ながら・・・嬉しいじゃあありませんか。今までも挨拶はしていたのかもしれませんね。ただ声が小さく、マスク越しだったので聞こえなかったのかもしれません。今朝もマスクはしてましたが、声は一段二段も大きくなっていましたし、こちらを見たんです。成長してますねー!

  日頃見かけぬ奥様から道路越しに声をかけられました。「枝久保さんですかー、いつも配られている市政のチラシ、ありがとうございまーす」「きずなのことですかー」「そうです、そうです。毎回じっくり読ませていただいてます。ご苦労様でーす」「ありがとうございまーす。また新しいのを作りましらお届けしまーす」
 こんなやり取りが、道路を挟んで。言葉が伸びるのは二人の間を車が通過するので、自然と声を張り上げ、そうなってしまうんですね。

 また、別のワンちゃん連れの奥様からは「毎日ご苦労様です。子どもたちのためにいつもありがとうございます」よく知る奥様で、子どもさんが西中2年生になります。1年生時からの6年間を見守った子が中学1年で剣道初段となり、結構な活躍をしていて、この秋には2段を目指して頑張っているということです。健全な成長ぶりに目が細くなった次第。
 もう一つ・・・初期の香日向しらさぎ子ども祭りの時、ビニプールに浮かべたスーパーボールでキャッキャッと戯れていた子が、今年東北の超強豪野球部にスカウトされて入学したのです。声がかかっていたことは本人のお母さんから聞いていたのですが、それが現実のことになっていたのです。
 昨年の全国高校野球の優勝校で、先の選抜野球にも出場していた強豪校ですので、これからの3年間で何度か甲子園に出るでしょう。ということは、香日向っ子の甲子園児という快挙が現実味を帯びてきたわけです。この子が夢をかたちにするのはもうすぐです。こんな嬉しいことは無いですねー! 大谷2世になってくれないかなー・・・。もちろん8月ならスケジュール的に可能だと思うので甲子園まで応援に行きたいですね。
 冷え込む朝でしたが、それ以上に心暖かくなった朝でした。

No.3695 虫が好かない!?

2023.04.03

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 鳴き声というのは、聴く側のバイオリズムにもよるが、心理的に不快感を与えるものや心を静めさせてくれるものなど千差万別である。特に、夏と秋にしか聴くことの出来ない虫の音は日頃社会の喧騒にまぎれながら暮らしている私たちにとって一服の清涼剤となる場合が多い。ところが、そうした虫を食するとなると・・・はてさて巷の反応はいかがなものだろうか。

 今ネットで、お笑い芸人がそれに対する忌避感をツイートしたところ、河野一郎消費者担当大臣から無言のブロックをされたというのが話題になっている。河野氏と言えば、一昨年の自民党総裁選前後からいきなりブロックという言葉で呼ばれるほど一方的にブロックする政治家として知られている。 今回の場合、虫を食すまでのことを考える前に食品ロスを少なくするなどの対応が先ではないのかといった意見だったそうだが、河野氏にすると異論は意見ではなく反論であり、それをされるのがお好きな方ではないようだ。これには、小泉進次郎議員も擁護する発言をしているが、この二人は中国製太陽光パネルの輸入でも相互理解している神奈川県選出の議員である。
 それにしてもコオロギ食は既に徳島などの給食で試食するなど一般利用が試行錯誤されている。もっとも、徳島の場合はこの段階で各種クレームがあったそうだが、この場合のクレームは理解できないではない。なぜ、コオロギが食の対象になる必要があるのかというのは単純な不思議だ。しかもコオロギというのは種の総称でマツムシやケラもコオロギの仲間だ。キリギリスの仲間にはツユムシやクツワムシといった虫がいるが、その多くは鳴き色の豊さで私たちに心地良い夏と秋の夜を奉じてくれる有難い存在だ。しかし・・・それを食すとなるといささかスタートラインに近寄りがたい思いがするのはやむを得ないところだろう。スズムシ?? とてもとても。

 私もイナゴの甘露煮は子どもの頃から食べてはいるが、たまーに気が向けば程度で積極的というほどではない。そもそも今は決して安価ではない。ところが、実はコオロギ食は既に私たちの食生活に入り込んでいるという。惣菜などに見られるが、クリケットパウダーという表記はコオロギの粉末だそうだ。場合によってはバッタパウダーという成分表記もある。イナゴは姿そのままだがコオロギはパウダーに変身するようだ。こうなると、前述したように、コオロギ目に属する虫ということで、いったい何という名前の虫だかはわからない。この場合栄養素としての表記ではないと思うが、河野大臣はひょっとするとタンパク源などと発言されているかもしれない。

 
 食文化に虫が入るとなると、心構えを変えなくてはならないと今のところは抑制心が働くが、人はいつの間にか慣らされるもので、当初薬のように感じたコーラが徐々に茶の間に定着してまだ70年足らずなのだから、コオロギ食も結局は慣らされる時期が来るのかもしれない。鳴・ら・さ・れ・る、前に慣・れ・ろの精神を河野大臣は主張するだろう??? どこぞでコオオロギの養殖も進むのだろうか。調べる気持ちが湧きません。
 生き物は食に欠かせないものが多々あるが、新たに導入されるとなると、やはり名前が持つイメージを払拭しないと受け入れるのはなかなか難しい。そうまでして主食材が減っていくとも思えないのだ。ナマコやサメは通常食になっているが、アジア広域で見れば、サル、ツバメ、イヌなど・・・・中国ではコロナの原因になったとされるコウモリまでが食文化かと思うとゾッとする。もう30年前ほどのことだが、上海の朝市でヘビを籠網に入れて一匹あたりを計り売りで売っている光景に出くわしたことがある。ゾッとするどころの話ではなかった。キモイ話で申し訳ありませんでした。
 虫が好かないとは虫にさえ嫌われるという意味だが、その虫を食するのかー、いやいや、どうにも虫は好かないなー。

 と、ここまで書いてふと横井庄一さんや小野田寛郎さんのことを思い出しました。お二人は戦争が続いていると信じ、敵兵に見つからないように密林ジャングルを彷徨しながら、食せると思うものは何でも食べたという。それだけでも尊敬に値する人なのです。トルコ大地震で100時間という限界値を超えて生存されていた人は自らの小水を飲んで救援を待ったそうです。「生きる」為には凄絶な覚悟があるということですね。

No.3693 桜堤が泣いている!

2023.03.28

 前号を書いて6時間後、目覚めたら雨。まさか梅雨入りしたわけではないと思いますが、桜の満開に合わせて雨模様が続いてます。どこぞで雨乞いしてるはずもなく、ただただ空が不機嫌なのかと感じますが、なにも3年ぶりの桜祭りに合わせることもなかろうにですよね。
 先日の土日は丸々雨にたたられてしまいました。それでも、雨の無かった昨日、市内道路の混雑具合は相当だったようです。
 ところで、雨をモチーフにした楽曲は数多くありますが、自分はカスケーズというグループが大ヒットさせた「悲しき雨音」が真っ先に浮かぶんです。降る雨のリズムに耳を傾けると・・・というイントロから始まる歌詞は、結局は失恋に結び付く寂しい歌にもかかわらず、軽快な4拍子が心に弾む曲です。
 天気に合わせて選曲してくれるラジオからはこの曲がよくかかります。60年も前の曲が聴けるのも雨がもたらす小さな喜びといったところでしょうか。
 それにしても桜を青空の下で愛でたいというのは万民の想いでしょう。天候の回復を願わずにはいられません。権現堂桜堤が泣いています。

 さて、今日は選挙立候補にあたっての第一次書類審査日です。候補者ごとに割り当てられた日程に合わせてのことですが、自分は本日午前9時が指定されています。すでに8時半を過ぎています。それでは!

No.3691 WBC優勝と50年の節目

2023.03.23

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 一夜明けて、24時間前の侍ジャパン優勝の熱が冷めることがありません。3年ほど前から日本のプロ野球に対して迫力の違いを感じてじっくり観戦する忍耐力が失せつつあるところでしたが、少し状況が変わる気がしています。なぜなら、今回のWBCで、MLBに通用する名脇役として活躍した選手が多かったからです。
 ほとんどすべての選手に言えることですが、メジャーの選手に引けをとらない選手たちばかりでした。我が家の山の神が、近藤、源田、山川さらには宇田川とか周東といった選手の名前と顔が一致するようになったり、ゲッツーという言葉が理解できるようになったのですからWBCの効果は広く波及しているのは間違いないところでしょうし驚くばかりです。その多くは巨人の選手ではないところが特徴的です。それだけ野球というスポーツに対する認識がメジャーになったということでしょう。タッチアップというワードがわかるようになれば観戦上達者の免許皆伝の域に達するのですが、まあそこまでは??
 サッカーワールドカップでもそうでしたが、スポーツにおける世界の祭典というのは、その期間中だけにせよ世界を一つにする効果があるんですね。
 人生振り返ると、小学生の時に長島茂雄さんというスーパースターの出現で野球に魅了されてから65年、その後あまたの名選手によって存分に野球を楽しませて貰いましたが、この歳にして大谷祥平という類まれなベ-スボールプレイヤーに巡り合えるとは…これ以上の喜びと満足はありません。個人的な思いですが、大谷選手にはホームラン王と最多勝利投手の2大冠を同年獲得してもらいたいと願っています。夢をかたちに!

 ところで、もうひとつ人生を振り返らせてください。
 WBCの余熱が残る中、50年かかって野球への理解を少し膨らませてくれた山の神とは、昭和48年3月23日に東京九段で式を挙げて以来、本日が50年の節目となりました。
 思い起こせば、この間波乱万丈の人生でした。とは言え、政治の世界に入ってからの20年はいろいろな政争場面に出くわしましたが波乱とは感じていません。県議時代は別にして、市議会では常に少数側にいることとなり、論じる内容は多数派の数に講じた運営に問題追及する場面も多々ありましたが、それはこの世界では当たり前のことだと理解しています。損得勘定で多数派工作に策を弄することが出来ないもので、我ながら向いてないのかもしれないと感じるところもありますが、いや、それでいい!という自分もいるのです。家内もそんな私を見ていて自分の思うように生きればいいと思ってくれているだろうと勝手に思っています。いや、政治家になるまでの社会人人生の方が家内にとってみればハラハラドキドキの連続だったのだろうと。だから政治家になってからの20年には、今更確認するのもなんですが、広く深く出来た「きずな」に納得するように気遣ってくれているのかもしれません。
 とにかく、子育てからなにから任せっぱなしで会社人間として没頭していた自分についてきてくれたというか、見守ってくれたことに心から感謝をしているのですが、これが伝わらないのがなんとも歯がゆいところです。
 間もなくやってくる(もうきてる?)終活生活に向けて、これからも仲良く?共に白髪の生えるまで(もう白髪ですが)楽しく暮らしていきたいと思います。今すぐは無理ですが、年内には2泊3日くらいの旅には行きたいなあと思っています。行き先ですか? やっぱり温泉でしょう。
 ということで、これほど私事を語るブログは初めてですが、ブログも我がエッセイとご理解いただければ幸甚です。

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