このところの日中の暖かさでなんとも言えない心地良さに救われている。小春日和というが小秋日和という表現は無いのだろうか? それで小春日和とは何時頃のことをいうのか調べてみたら、「晩秋から初冬の穏やかで暖かい天候のことを言い、春の文字はあるが春のことを言うものではない。陰暦の10月の別称として使われるようになったとされ、陰暦10月は、現在にあてはめるとおおよそ11月から12月上旬にあたり、その時期の春のように温暖な陽気を示す言葉」だそうな。
まさに小春日和は今の季節を示す季語なのだ。俳句・和歌の世界では当然の季語として使われる4文字なのだろう。ご存じの方が少なくないと思うが私としては大いに勉強になった次第です。
おそらく、過去ブログの1月や2月の分で、この小春日和を使っているかもしれません。ふむふむ、日本語は奥深いものじゃのー(ヒゲ爺気取りですみません)
さて、幸手市文化祭に出かけてきました。3年ぶりの開催ということで、昨日の初日はかなりの人が訪れ、熱気でいっぱいだったそうです。今日、私がいた10時半から2時まではホールも体育館も比較的ゆったりと落ち着いた感じでそれもまた良かったかなと思います。いつもですと、ウェルス幸手で1日中焼きそばを焼いているのが例年の文化祭でしたが、コロナの関係で飲食の取り扱いはしないということで、今年はゆっくり拝見することが出来ました。
出品については、コロナのせいか、はたまた時が空き過ぎたせいかはわかりませんが、若干出展数が少ない感じがしました。幸手の文化人たちの創作意欲が減退しているのが気になる点です。そうは言うものの、私も出品依頼を受けながら、結局出せずじまいでしたので大きなことを言えた義理ではありません。
また、折角準備したパネルなのに展示物が掲示されていない面もかなりあったので、パネル1枚当たりの展示を少なくするなどの工夫はされても良かったのかなと思いましたが、子どもたちの生き生きとした絵や書が会場を活気づけていたのはなによりでした。
さくらホールの方ではいくつか問題点がありました。❶さあ歌うぞという直前で曲がかからなかったり、❷歌い始めたら声がダブルのでおかしいと思ったら、カラオケでなく本人歌入りの本曲をかけていたり、また、❸日舞を踊り始めて30秒ほど経過したところで曲が突然止まったりと、出演者が可哀そうに感じる場面に出くわしました。このようなバックの管理面もその街の文化レベルに関わる対象になるでしょうし、反省する点ありと感じる点でした。
ともあれ、会場全体の雰囲気は久しぶりのイベントを楽しむ市民のにこやかな顔があふれていました。
幸手の文化はまだまだこんなもんじゃない!というのが今日最大の感想でした。