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No.3514 変わる社会、さて来年は

2021.12.31

 令和3年もとうとう大晦日を迎えました。決まった定例事をこなしただけで、他に何をしたのか記憶に残らないのが今年の特徴だっったような・・・。とにかく、あっという間の一年でした。

 コロナはいつまで都道府県が日々の感染者数を発表するのだろうか。
 現時点でオミクロンが感染度を再発しているのは確かな事かもしれないが、インフルエンザの感染情報が流される事はまったくない。毎年のようにワクチンを打っているのに、コロナワクチンには何故否定論を煽動する人たちがいるのだろうか。いつまでコロナに右往左往しなければならないのだろうか。
 政治的な偏向報道が日本のマスコミの特徴となっているが、政治以外の多くのテーマでも偏った対象に話題を集中させるマスコミのあり方は時代の流れなのだろう。コロナもしかりの状態になっている。
 偏った報道のスタイルとして、たとえば、私は女子ゴルファーの渋野日向子選手の屈託のない笑顔に清々しさを感じ、気になるプレイヤーなのだが、今年一年で考えれば稲見萌寧選手や古江彩佳選手、小祝さくら選手といったプレイヤーの方がゴルフの実績としては渋野さんよりはるかに活躍度は高かった。しかし、話題自体は常に渋野選手にスポットライトが充てられており、ネット報道での女子ゴルファー単独情報は彼女に関するものが圧倒的に多かった。私にとって別に不満ではないのだが、ふと世の中全般を見ると、こうした報道の偏りは上げればキリがないほど至るところにあることがわかる。人気者もまた不人気な事象も電波によって、また意図的に修飾され、さもそれが正義正論であるかのように伝心する。真実も嘘もデフォルメされることによって更にその内容での伝心力が強化される。詳しいことは控えるが、今、そうした社会変動がじわじわと起こりつつあると感じている。政治の世界はそれが際立つ。
 偉そうなことを言うつもりはないが、そうした動向に惑わされないためには個人を失わないことだ。知性、理性、信念、ポリシーなどなど・・・生きていくすべとして迎合している場合が多い。それは、いつの間にか自分が見えなくなるどころか自分を無くすことにつながる。
 来年は寅年。定期的に自分を見つめ直すことが必要だと 何回目かの年男となる新年を迎えるにあたって考えるこの頃です。

 今年は3500回というブログ更新を達成できました。そんな年を上皇ご夫妻様のブログで締めくくろうかと思っていましたが、10日近くも空いてはさすがに自分がもどかしく、と思いつつ、最後のブログを書き始めたらたわいのないことをぶつぶつつぶやいてしまいました。失礼いたしました。
 ということで、本年もブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。来る令和4年もなにとぞよろしくお願い申し上げまして、本年のブログ納めとさせていただきます。

 良いお年をお迎えください!