今朝の埼玉新聞1面から
感染者数200手前で動きが鈍くなっていた幸手市だが、すでに230例までの感染者通達が我々議員には届いている。7月に入ってからの急増はどうしたものだろうか。
もちろん、幸手市だけに限るものではなく、昨日県では、感染拡大傾向にある5市1町・・・飯能、狭山、入間、桶川、幸手、宮代を県独自の「警戒区域」に指定した。これで坂戸、吉川と合わせて7市1町となった。
警戒区域とは、陽性者の集中防止、市中感染防止、クラスター対策の為に設置される措置で、飲食業等に時短要請などの措置を行うものではないとされている。おそらく意識づけが目的のように感じる措置である。
ただし、今後の感染状況次第では「まん延防止等重点措置地域指定」に進むかどうかの対象となったのは間違いない。
なお、改めて同措置の指定地域となっている市町を確認すると、中央西部では、さいたま、川口、川越、所沢、蕨、戸田、朝霞、志木、和光、新座、富士見、鶴ヶ島、ふじみ野、伊奈、三芳があり、東部地区では、春日部、越谷、草加、八潮、三郷となっている。
記事一覧
No.3446 幸手市 コロナ警戒区域に!
No.3445 難しいこと抜きで素晴らしい五輪
開幕して5日。オリンピックとは、やはり最高の感動を与えてくれるスポーツの祭典であることを実感している。周囲は、コロナを引き合いにした批判や開会式がおかしいといった批判で騒々しい面もあるが、私は、ただただ単純に、素直にオリンピックのもたらす感動を喜び楽しんでいる。視聴率56.4%。およそ7千万人の国民がみていたことになる。無観客なんのそのではないか。
ドローンの地球儀に日本の技術力を再認識し、ピクトグラムの動きに目を見張り、長島さんの精神力に涙した開会式。商業主義に陥った五輪との批判がここ数回の五輪開会式で問われていたが、国家の威信をかけてといった大げさな開会式とは異なり、単に会場を広く使うことに力点を置いた感じがした。ロンドン、リオほどには資金投入されてないと感じるものだった。
バッハ会長の18分間の挨拶は長かったが、開催にたどりついた安堵感と政治的イメージを払拭することに神経を集中し、すべてに感謝の意を表したいという想いが長くさせたのだろう。無観客は寂しいけれど、それを大きな問題と考えていないアスリートたちの気持ちがプレー自体に見ることが出来た。テレビを観ていても無観客にさほどの違和感はない。
しかし、どんなスポーツにも言えることだが、「劇的シーン」に心が揺さぶられる瞬間はなんとも言いようのない感覚をもらう。手に汗を握るとはよく言うが、その興奮の極致に導くアスリートたちの努力があればこそで、選手の多くが「開催に導いてくれたことに感謝します」と口にするのを聞いて、やはり開催して良かったと実感する。
アーチェリー、カヌースラローム、ストリートボード・・・普段お眼にかかれない競技に触れることが出来るのもオリンピックならでは。
一方、朝から晩まで五輪に浮かれているという心無い声を報じるメディアの問題を、改めて社会問題として認識する必要があるのではないだろうか。野党の皆さんも重箱の隅をつつく五輪批判に熱心な方と、開会後に突如応援や感謝のツィートをするダブルスタンダード議員が少なくない。事ここに至って、今からでも中止は出来るという発言には驚き以上のものがあり、手のひらを返したように五輪賛美に変心するのも節操が無さすぎる。
まだ10日近く眠れぬ夜が続く。深夜のハイライト放映に見入ってしまうからだが、我れらが日本選手団の活躍は、勝利の如何にかかわらず、明日への励みにしようとプラス思考100%で観戦するつもりだ。
コロナとオリンピックを結び付けたくて仕方のない層は、オリンピック後の選挙ばかりが視野に入っているのだろう。このまま、2020オリンピックが成功裏に終わることを願うばかりだ。