前号にも書きましたが、コロナ対策では医療体制とワクチン関連の混迷ぶりが続いています。自治体別にも試行錯誤している状況が理解できます。そういう意味において、誰も経験したことのない未曽有のウィルス地獄という表現が大袈裟ではないことがわかります。誰も経験したことがないのです・・・そういうことです。
批判するのは簡単であり、誰でも出来ることですが、個々にどれだけ大人の対応、冷静な対応が出来るかということではないでしょうか。自らの命にかかわるということでのワクチン接種は最大の関心事でしょうが、事業の継続や生活の不安を抱える方々の存在にも想いを馳せて・・・。
さて、幸手市のワクチン接種に関して新たな内容が健康福祉部長名で議員宛に発信されました。もちろん、市民の皆さまにもご覧いただくべき内容ですので、そのままご紹介したいと思います。
なお、明後日発行の「広報さって」にピンクの二つ折の紙片が同封されます。ワクチン接種にあたっての場所別予定や専用循環バスの発着時間などが記載されいますのでご確認ください。
ついでというには大きな問題ですが、広報さって5月号を見る際に、市の人口人数を確認してみてください。県が月に一度発表する全自治体別人口が23日にあり、幸手市の人口が3月1日付けで49,961名となっています。広報さってはひと月前の1日付けの人口ですので、4月号表記数が3月1日付けです。それですと50,228人で統計上の違いがありますが、いずれにしても県数値でとうとう5万人を割ってしまいました。多くは申しませんが、来るべきものが来たという感覚で捉えています。
新駅舎が出来れば人口増につながるという言葉が踊ったのは3年ほど前のことでした。そういうことではないと私は感じていましたが、根本的な解決策は全国的な課題でもあり、そうそう簡単な策があるとは思えません。観光的に短期で人を呼び込むのと異なり、住人流入か出生数増加となると自治体が持つ魅力と財源に原動力があってのことでしょうし、それをどこまで幸手市がアピール出来るかです。知恵を絞って絞って・・・