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号外:決定!幸手西分署は救急ステーションに

2020.07.28

 本日1時半から議員全員協議会が開催されました。市長の要請で開催することになったと議長が冒頭説明していましたが、執行部から説明したいという題目は次の二つでした。

1.幸手消防署西分署の救急ステーション化について
2.令和2年度幸手市一般会計補正予算(第5号)案の概要について

 2については、31日から来月3日までを会期として臨時議会が開催されることになりました。これは、また後日詳細をご案内することにして、今回は号外という意味合いで幸手西分署の件についてのお知らせです。

 結論として、5月14日に組合を構成する管理者会議の場で提示された同分署の合理化案は二つに一つに集約されていたわけですが、統廃合により無くなる方向ではなく、救急ステーションとして存続させることを木村市長の判断として選択したことを強い意志の形で表明されました。
 もとより、組合化時点で合理化の道筋は合意されており、その対象となって久しかった同分署ですので、まったく従来のまま全面的な存続が叶うものではないのは政治的見方でもあったわけです。
 ならばその先に対する着眼点をどこに見出すか、あたら時間をかければいいというものではないとも感じておりましたが、その後、いろいろな思考動向もあって組合にとってはギリギリのところまで結論が延びてしまいました。
 が、ここで最終決断者である市長が正式に表明したことで長年に渡る問題にケジメがつくことになります。とにかく、同分署管内の住民、とくに香日向民にとっては大きな安堵感をお持ちいただける結果だと思います。もっとも、正式には市長が組合管理者会議でこれを幸手市としての結論として発表することが正規の流れです。しかし、消防議会副議長の立場として、今日の状況を組合関係者数人に連絡したところ、良かったとか、ありがとうございますといった言葉が返ってきました。多くの人は喜んでくれたというのが実感です。
 今、集会は開催できる状況ではないことから、市長はホームページでの案内と同時に、自ら動画で対応するということも言われてました。
 終わり良ければなんとやら・・・小生としては、市議復活後、選挙戦最大の公約を実現することは、地域の安心安全を守るためという想いでやれることをやってきたつもりです。また、そのために自ら手を上げてなった消防組合議員として積極的に対応したことも、99%納得のいく結果につながっていることは言うまでもありません。 とにかく、良かった!と言うのが率直な感想です。これまで、電話やメールで応援もしくはご理解下さった多くの皆さまに感謝申し上げる次第です。

No.3309 コロナ県内現況

2020.07.28

 コロナ感染の埼玉県の昨日時点の数値は以下の内容となっています。

◆感染者累計     2,091人
◆退院・療養修了者  1,602人
◆亡くなられた方   72人
◆現況感染者      417人
 ・指定医療機関入院者 66人
 ・一般医療機関入院者 173人
 ・ホテル療養者    104人
 ・自宅療養者     51人

 このうち、ホテル療養についてはさいたま市新都心のアパホテルの契約が今月で切れることから県は契約を終了して返還することを決めています。同ホテルは4月15日から県で最初の病院以外の施設として感染者をこれまでに95人受け入れてきました。無症状または軽症者を受け入れているのは、現時点でアパを入れて5施設です。
 陽性から陰性に快復した方が、再び陽性に変わる確率がどれほどあるのかわかりませんが、日々の感染者が退院者より多い傾向が続くことになれば、万が一の先を見越した対応の判断が難しいところです。

 岡山市で初の医療機関の経営破綻が発生したという報道がありますが、近隣の総合病院の受け入れ状況を聴いたところ、フロアは1フロアそっくり、部屋はすべて一人専用にしなければいけないといった要件となっているので、純粋な診療費という事だけで考えると経営自体はズルズルと悪化することになると。もとより一般患者も減少傾向にあるし、従事者に感染者でも出ようものなら状況は火を見るよりあきらかで、職員のボーナスを支給出来ないという実態もけっしておかしなことではないそうです。医療現場と保健所は、まさに修羅場と言ってもいいのでしょう。