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No.3279 新たな死者、再延長、可決

2020.04.30

 今日、新たに県内で2人の死者が。さいたま市の30代の男性、川口市で70代の女性ですが、さいたま市では市内の病院がクラスター化しているとの話もあり、まだまだ油断ならない中共ウィルス感染のリスク。ちょっとした気の緩みがリスクを引き寄せるということを常に意識しておくことが主たる予防策に違いありません。

 政府は協議を続けていた緊急事態の期間延長について、その方向で決定したようです。諮問している専門家の意見も参考にしての結論ということでしょうが、安倍首相自身から5月6日をもって翌7日から平時に戻ることは困難との発言をしています。
 国民の命と経済再興は、経済破綻により自殺者が増えるといった観点も慮ればまったく相反する国策ではありません。そうした意味では、緊急事態の延長は究極の選択とも言えますが、そうしなければ感染拡大を払拭することが出来ないとの判断を優先したということでしょうか。明日から5月で、6日まで1週間足らずですから、現状からは延長止む無しと思います。
 期間や地域については1ヵ月間全国でという想定をしているようですが、まだ決定に至ってはいません。更なる忍耐を必要とする持久戦を覚悟しなければなりませんが、我が身のみではなく他者のためを積極的に理解するしかありませんね。

 過去最大の25兆6914億円の第一次補正予算が参議院を通過し可決しました。唯一、れいわ新鮮組だけが反対したようです。小生、この党にはまったく関心がないというか政党交付金がこの党に出ていることに大きな疑問をもっています。
 審議そのものは4日という異例の速さでしたが、実態は相も変わらずといった感じです。これで終わりですとは言っても考えてもいないのに、これで十分のわけがないじゃないですかと詰問する共産党小池氏をはじめ野党は総理批判の質疑が多く、採決だけは国民の反発を恐れて賛成したという議会によくある可決パターンでした。小生が前ブログで言ったように、補正は2次、3次と事態の流れによって必要になると思いますし、政府がそういった可能性を思慮していないわけがないのです。

 さて、10万円の定額一律給付金について可決後どのような形で給付が得られるかですが、市町村から4月27日時点の住民基本台帳により申請書が送付されてきますので、世帯主が家族分をまとめて申し込むことになります。申込の方法は郵送かインターネットで、開始時期等は自治体によって異なります。
 問い合わせ先:03-5638-5855 土日祝を除く午前9時~午後6時半
ただし、間違いなく電話が殺到するでしょうから、タイミングもポイントですがくれぐれもイライラして電話の向こう側の人に厳しい物言いをすることは避けたいものです。すべての人がコロナによる抑鬱に苦労しているわけですから、人と人のつながりに寛容になるべきだろうと思います。
 以上は基本的内容で、幸手市の場合はまだHPでも見られませんが、早晩具体的な給付システムが発表されるものと思います。

 残る課題は緊急事態延長となると、昼夜の関係なく、お店を休業している飲食店など自営業の補償問題です。日銭商いの自営業者の皆さんは、自粛対応の犠牲者とも言えます。国の休業に応じて休んでいる場合も含めて、その補償対策を早めに講じなければなりません。野党はここでも当たり前的発言で国民の心を掴もうとしていますが、批判優先かつ審議対応に言葉とは裏腹で非協力的姿勢が見えるのでそこを考え直せばいいのにと思います。政府は当然今後の対応も視野に入れているのであって、とりわけ迅速な対応が望まれます。