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No.3274 幸手市の新たな対応

2020.04.22

ファイル 1187-1.jpg 本日、幸手市から新たな職員対応について連絡が入りました。内容は添付掲載をご覧いただければと思います。これはホームページに掲載されるでしょうから市民の皆さんも直接知るところとなるはずです。
 また、二人目の感染者が出たことに伴い議会では会派代表者会議が開催され、いくつかの点について協議したということです。とくに、県担当部署、保健所、幸手医師会との連携を深め、情報の迅速な共有について要望するということについて、筋のある内容だと思います。とにかく、二人目感染の情報は1週間前に耳にしていたので、かれこれ5日ほど誤差があるということになります。もう少し何とかならないものかと、つい友人の県議に確認してくれるよう連絡したのは前々号でも書いた通りです。
 もう一つ、今日たまたま久喜駅近くに行く用事がありました。ついでに駅周辺を歩き、改札口で立ち止まって見回したのですが消毒液らしきものは見つかりませんでした。今日の代表者会議では幸手駅にも消毒液を配置するよう市に提案したようで、これもなかなかいいことだと感じます。大きな駅ではなかなか出来ないことかもしれませんが、幸手駅なら帰宅前に改札を出て手指消毒と言うのは無意味なことではないと思います。

 人の病や、その生死にかかわる情報は勿論のこと、伝染病に対する情報というものは、事態が甚大になればなるほどその取扱いには注意を要するものだということは、あらためて理解する必要があります。これは現社会で個人情報が何かと問題視されることとはその意味がまったく異なります。
 今回のような世界が震撼する伝染病の感染源や感染経路に、たとえ関心を深めようと氏名・住所・個人の行動等に関わることはおいそれと全面発表できるものではないでしょう。県のスタンスもそうした点に留意しているということです。それだけナイーブなものであるのはやむを得ないとは思うものの、やはり内容云々の前に結果通達は迅速性を有してもらいたいものだと思います。

 話は変わりますが、今日の埼玉県の感染者は24人。増減の傾向に一定の流れが見られない状況が続いています。一つだけ私が関心を持ち続けているのが、例のK1興行です。あの時点で6,500人の観戦者が3密に会した事実からは何もないというのは不思議です。おそらく入場から退場まで3時間は呉越同舟だったでしょうから。
 前述のように感染経路が表面化しにくい状態になっていることから、これに経路追及をすることはむずかしくなりましたが、万が一、この興行関係者から死者が出たら尋常なことではありません。

 追記:感染者の数は最終的に40名になったようです。深刻度が増していると理解し、逆に冷静さを保つことが更に求められる状況と感じています。