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No.3172 困った元首です!

2019.08.31

 韓国の文大統領という人物は、いったいどんな精神構造なのだろうか?
 こんな疑問がわくほど、対日批判が日々変化し、とうとう歴史問題がすべてのような言葉が飛び出した。アメリカにまで強気だ。安全保障への関心度はそう高くはないようだ。それはそうかもしれない。なぜなら、GSOMIA破棄決定の前日、韓国外相は中国の王毅外相と会談し、中国の思考に添った決定を下したとみられているからである。今や、中国寄りの韓国…文氏の政治思想も中国により近いということなのだろう。
 「日本は正直になるべきだ」
 「賠償も謝罪も合意も歴史を消すことにはならない」と。
 「歴史問題を経済問題にすり替えた報復は、その理由さえ表明していない」
 我が国は、歴史そのものを消し去るなどということはまったく言ってはいないし、日本ほど正直な国はない。これでは、いつまで経っても歴史問題を政治外交から切り離す意図が見えないし、そうしたくないとしか考えられない論理である。また、経済問題を安全保障問題まで発展させてしまい、アメリカを巻き込んだのは誰か!

 河野談話や村山談話が無配慮に出され、それが韓国にとって金科玉条の対象として取り扱われることとなった。それを後押しする朝鮮日報日本版のような日本のマスコミによって日本人にまで誤解を与える事態となった。
 ならば問う!韓国こそベトナム戦争中に起こしたライダンハン問題に反応することなく、風化させようとしている。特にイギリスを中心にこれを戦争犯罪だとして指摘する国際状況に無視を決め込んでいる。まったくもって我田引水な国であり、元首であると言うしかない。国の先頭に立って他国への感情を国民に煽る人物。国家元首としての資質が問われる文氏である。権益隠しも見え始め、感情と計算が入り混じる強気な対応は、いずれ崩壊の時が来るだろう。

 文大統領 困った元首です!!