有難いお祝いの言葉をいただく時に、必ずと言ってよいほど言われることがあります。「奥様に何かプレゼントしないといけませんね」とか「奥様とゆっくり温泉にでも行かれたらどうですか」など、家内あっての選挙戦だったという内容です。
たしかに、家内の奮闘ぶりは大いに認めますし、感謝もしています。特に、今回は複雑な地域環境の中で、精神的な負担が重かったと感じておりますので、周囲の方々の家内に対する暖かい言葉には応える必要があると思っています。というわけで、しばらく訪れていない処にでもドライブがてら秘湯につかるのはどうかと行先選びに頭をひねっています。もちろん、その前に残務処理を済ましてからでないと二人とも落ち着かない状況ですので、まずはやることをやってから・・・。気晴らし、慰労の旅に出るのも、やるべきことを後回しにしては心底から楽しめませんからね。
記事一覧
No.3111 二人の慰労会
No.3110 せわしない日々にあって
せわしないとキーを打って変換表示されるのは「世話しない」と「忙しない」ですが、タイトルの意味は勿論後者です。4年に一度のこととはいえ、選挙はその前後に種の異なる忙しなさに追われます。自分はもとより、選挙運動を支えてくれる支援者の皆さまにとっても、選挙自体の喧噪は他に類のない経験と言えるものだと思いますが、結果次第で楽しくもあり辛くもありといったところでしょうか。ただし、終わりと共に街どころか我が小庭の変化に目を見張るといった状況が季節に関係していると思うと、この時期の選挙は有難いという感じを強く覚える次第です。
というのも、暖かい4月の選挙戦だったことから、先にも書きましたが日の経過とともに街の風景が様変わりし、我が家でも、一気に花風景が賑わいを見せ始めました。芝が緑を濃くし、茶色の花芽を付け始めた時期に合わせるかのようにツツジ、コデマリ、スノードロップ、タイツリ草、金魚草、カラー、君子蘭、ジュウニヒトエ、さくら草、アザレア、などなどが。極めつけは、なんと言ってもアメリカツバタバゴでしょうか。えっ?どんな花かって?
これは毎年多くの方が訪れる前幸手市長町田英夫さん宅でとみに名を馳せる「なんじゃもんじゃ」のことです。大木になるので、我が家では鉢植えにしていますが、それなりに立派に育ち、綿のような花をつけるようになりました。ことさらさように季節の変わり目を実感したこの10日ほどでしたが、戦のあとの癒しには最適な季節であったことに救われた感覚を覚えたことは間違いありません。そして、昨日今日の小雨はそんな小さな花園への適度な水やりと感じてはいるのですが、今また陽気が逆戻りして体調管理に気を配る数日でもあります。
ようやく電話も来客も少なくなりつつありますが、久方ぶりの議会に向けて心地よい忙しなさから、徐々に気合を入れ直すといった精神的準備に向かおうかといったところです。