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No.3072 素晴らしい晴天の新年にあたり

2019.01.05

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 遠来の孫たちと年末からわいわい過ごして3日に大宮駅まで送り、昨日はここ数年恒例の成田山新勝寺の参詣と、あっという間に過ぎゆく正月といったところ。
 新勝寺は11時頃に門前駐車場に着きましたが、例年満車状態のバスが一台も無く、聞くと渋滞でかなり到着が遅れていたらしく、私たちが出発する時間になっても他のバスは見られませんでした。そんな交通事情のせいかどうか、参詣者は例年より少ない感じでしたが、私は此処の鰻屋さんの多いカーブした坂の参道の賑わいに接するのが好きで毎年の常としています。門前から人があふれる登り坂をゆっくり進むと、今年もすべての鰻屋さんには人が列をなしている盛況ぶり。中には整理券を出して隣の店を列でふさがない工夫をしている店もあるなど、日本人の鰻好きを証明する光景が独特の風情を醸し出しています。
 昔は日帰りではなく宿泊参詣が多かったので、店名に旅館とある店が多く残っていますが、今では川魚を主とするレストランを主力に形態を変えている店がほとんどと言います。大野屋、大黒屋、駿河屋、ひし屋、梅屋、近江屋など、それにテレビでたびたび紹介される川豊本店などが参道に軒を並べています。駿河屋と川豊は鰻をさばく作業が参道から見える工夫をしていて、職人さんの捌きの早さだけでなく、その人数の多さに圧倒されます。
 個人的には参道最下にある駿河屋さんの鰻が好きですが、時間帯では2時間近く待つのでここ何年もいただくことはないままです。この駿河屋さんは節分で豆まきに招待される横綱が常食にしている店になっているそうです。
 ところで、駿河や近江の地名が古い時代から残るのは、成田山が全国に知れ渡った参詣の名所だからなのでしょうか。そんな軽い疑問を訪れるたびに想うのですが調べることはないままです。どなたかご存知でしょうかね。

 鰻の話ばかりで恐縮でしたが、一昨年3月に鼻の手術で17日間の入院をし、その後定期検査が3ヵ月ごとにありましたが、今年からそれが年1回になりました。そんなことから、今年は健康元年として心身ともに再出発を心がけてまいりたいと思っています。皆様もくれぐれもご自愛され、素晴らしい一年を過ごされますよう!
 本年もよろしくお願い致します!!!