今日から埼玉県交通事故防止年末特別警戒キャンペーンが14日までということで開始となりました。久喜市栗橋庁舎で行われた出発式では幸手栗橋地区の自主防犯防災隊の皆さんが集い、白バイの模範演技などに見入りました。
今年の埼玉県白バイ隊は、全国白バイ走行大会において優勝したそうで、狭い会場の中を男女各3名づつ計6名の隊員さんが、その運転技術を披露してくれました。正直な話、あこがれを感じるほど素晴らしいもので、日頃よほどの訓練をされていることがうかがわれます。頑健かつ大きいとは言えない女性隊員のライダーぶりには目を見張るものがありました。
また、1日警察署長には栗橋北彩高校2年生の森田しほりさんが就任。彼女は明治神宮で開催された関東高校弓道大会で15矢連続で的を射止め、見事優勝されたということで、容姿の可憐さに加えて溌剌とした礼儀正しさが参加者の溜息を呼ぶと同時に拍手を独占していました。若いってなんて素晴らしいんだろうとあらためて感じさせてもらいました。
幸手警察署長の説明では、埼玉県は昨日までの交通死亡事故161件で全国ワースト3、人身事故は約14,500件で前年より若干減少しているものの、感覚的には多いというイメージから抜け出してはいないということです。
今年に入り、あおり運転がクローズアップされていますが、いらつくとかキレルといった単細胞な自己中心的神経が死亡事故につながることに自己分析も含めて認識を深めたいものです。また、イヤホン、スマホが自転車事故を多発させている現状も、今まさにそれをしている人達の倫理観と危機意識が醸成される必要を感じます。
毎朝スクールガードで交差点に立っていると、自転車はもとより過ぎ去る車中でイヤホンを装着したり、スマホを操作している方が少なからずいます。不思議と見えるものなんですね。
年末になると事故が増える傾向への対策として特別警戒期間が設定されているのでしょうが、常日頃から落ち着いてハンドルを握る感覚と、ルール順守の精神で一人一人が無事故を心がければと思わずにはいられません。
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No.3060 年末特別警戒
2018.11.30