前号から5日が経過してしまいました。名前の読み方について間が空き過ぎたことをお詫びします。とは言え、クレームがあったわけではないのですが、話題を振っておいてあまり間を空けてしまったことへの自己反省とご理解ください。読み方は次の通りです。
天翔・・・そらと 深昊・・・みそら 佳儀・・・かき
風翼・・・ふうせい 澄海・・・すかい 奏太・・・かなた
埜藍・・・もあ 花奏・・・かんな 力馳・・・りきち
和音・・・かのん 暖・・・ひなた 音奏・・・とわ
來弥・・・くるみ 咲光・・・さくみ 彩・・・ひかり
凛綺・・・りつき 愛叶・・・まなか 真倖・・・まさき
美芳・・・みか 琉月・・・るる
いかがですか。親御さんの名付けの苦労は相当なものがありますね。
ところがです。そうは言いながらもせっかく我が子に愛くるしい名を付けたにもかかわらず児童虐待の数は減るどころか増えるばかりです。そしてまた、県内で悲劇が・・・25日のこと、さいたま市北区宮原で生後3ヵ月の女児が父親に揺さぶられ命を絶たれた。死因は脳内出血。揺さぶりは乳児、幼児を対象とした場合、死に至る危険性が高いと言われている。
今回の事件で驚かされたのは、この父親が巡査だったということ。私は県議時代に一般質問で児相と警察の連携を高めて虐待の実態把握につなげるべきだと指摘した。典型的な縦割り行政を見直すべきだという主旨だった。その警察から我が子を殺す親が出たというのはショックに近い。もっとも、私の口癖だが、今の時代聖職だなどという表現があてはまる職業はない。あくまでも人間一人一人の倫理観や公正感、そして優しさが世の中をつくるのだから。
たまたま、虐待が社会問題として全国的に取り上げられるようになっていたこともあって、縦割りが少しづつ解消され始め、隠れた虐待が報告されはじめた。その数に驚くこととなったが、残念なのは、実態が表に出ても虐待自体が減る傾向にないことです。埼玉県でもちょくちょく発生する状況です。教育は国の未来を左右する重要な行政であり、その対象である子どもは少子化の現状にあって大切な国家の財産ではありませんか。
巡査の父親にわずか3ヵ月で命を奪われた楓歩(かほ)ちゃん、こうしたいたいけな犠牲者が2度と出ることが無いことを願ってやみません。