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No.2964 沖縄が変わる!

2018.02.04

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 今日は個人的に気にかかる市長選挙が2か所で行われた。一つは川口市長選で県議時代にお世話になった現職候補の2期目当選なるかどうか。まだ開票結果が出ないが相手候補は無所属を名乗ってはいるが共産党県議として8カ月務めた方で、その後解散総選挙の際に衆議院選挙に共産党候補として出馬した方だ。予測は現職の奥ノ木さん間違いなしと思っているが選挙は何があるかわからないとは言い尽くされたことゆえ、はたしてその結果は・・・。

 もうひとつは、沖縄名護市長選だ。こちらは新人候補の当選が決まり、辺野古基地建設反対を訴えてきた稲嶺さんの落選が決まった。稲嶺さんは翁長知事とのコンビよろしく政権および米軍と対峙している政治家である。ただ、その言動にはいささか問題があって「沖縄は中国にあげればいい」とおっしゃられたという話も文字となって報道されているのだ。これは妄言か暴言か、それとも失言か・・いずれにしても日本人でありながら領土問題をあまりにも軽く考えているとの批判があって当然かもしれない。翁長知事が強気な、しかも中国シンパ的発言の多い方なのでその影響を受けているということかもしれない。
 覇権国家、中国の対日本の奥底にある政治思想は沖縄支配である、習近平はト小平の経済を踏襲しつつ、反腐敗を唱える裏で共産党支配を強め民主化を徹底して粛清する政治を強めている。そうした実態は表向きには外に伝えられることなく、日本のメディアも中国のブラックな部分を報道することに控え気味なのだ。習近平は今やト小平以上の権力を手にしつつあるというのが専門筋の見方である。石平さんの論説などはその代表的な例である。
 そして、沖縄の主流メディアは翁長支持なので、尖閣で中国がしている行為及びそれに対応した日本のスクランブル状況などは無論のこと、漁民の生活が脅かされている事実などの委細が伝えられることはない。つまり、沖縄県民は左派イズムに満ちた偏向報道の波に乗せられているといえる。去年、沖縄本島に初上陸した八重山日報が沖縄の酸素不足の空気を清浄化しつつあると聞く。

 辺野古建設は普天間移設を実現するためのものであり、普天間無くせ、辺野古反対はまさに日米安保の崩壊につながりかねない。尖閣はおろか沖縄までも我が領土と口にする党重鎮がいる中国の脅威は実は北朝鮮の比ではない。韓国の歴史修正、蒸し返し外交も裏に中国の存在があり、世界の国々や平和団体に向けて対日歴史修正を仕掛け、日本の外交イメージをダウンさせようとしているのが中国だというのはたしかなことである。それは南シナ海から東シナ海、そして太平洋進出という野望に向けた延々と続く中国の戦略と理解すべきだろう。
 稲嶺氏敗戦で辺野古で行われている基地反対運動にも何らかの影響が出ることになるであろう。ネット動画で確認する限り、沖縄県民ではないプロ活動家と思しき運動家が相当数いることは間違いないようである。おそらく本土から大挙出向いているものと思われるが、このプロパガンダ活動費用がいったいどこから出ているのかなど不思議な点が多いとされている。今回、期日前投票が約45% 2万票を超えていた。これが渡具地さんの勝利につながった現実は、反基地運動に疲弊し、それが地元経済の活性化に結びつかないということに名護市民が気づいたものと考えられる。
 渡具地新市長には辺野古建設を速やかに進捗させ、普天間移設を早期に実現するとともに、経済的に停滞が続く沖縄のために力を発揮してもらいたいと思う。

No.2963 またもや住民監査請求

2018.02.04

 今日は午前中はうららかな感じさえした好天気だったが、夕方からまた雪でも舞うのかと感じるほど冷え込んだ。梅も咲き始め春近しは確かなところだろうが、体調管理には気が抜けないですね。

 前号の幸手市の問題について今朝の各紙朝刊に住民監査請求について報道されていた。請求者は6名ということで、その代表は柳原さんという中5丁目の方だそうだ。私もまったく知らない方ではないが、昨年秋頃に幸手市長の海外旅行の多さは無責任の極みといった指摘で埋め尽くされたチラシが幸手創生会という団体から新聞折込された。その会の代表を名乗られている方である。
 たしかこの会は平成27年秋の市長選で現職候補にチャレンジした候補者を支援した組織だったと記憶している。組織の実態は存じ上げないがなんとなくその概要の推測はつかないではない。あのチラシには各自感じることはいろいろお有りだったと思うが私も当時ブログの対象にしている。
 それにしても、香日向小学校の校舎を月20万円で賃貸したことで住民監査請求を起こされたこともあり、また今回もということで市としてはほめられたことではない。小学校の場合は、市長の意思が働いているとの思いが住民にかなり広がっていたが、今回は担当部署と土地改良区との関係性が問われることでもあり、新聞にある通り有印文書偽造となると犯罪であるから事は単純ではない。
 ただし、正当性のある住民監査請求であっても、これが受け入れられるかというとそうは簡単ではないと考えなければならない。そもそも住民監査請求はほぼ内容的には理解できるものが多いのだが、監査の結果は問題なしと報告されるパターンがほとんどである。したがって、うがった見方をすれば市政糾弾
目的とした複数市民の行為であり、その先にあるのは次期市長選ということになるやもしれぬ・・・という推測はあながち的外れではないと思う。
 もっとも、住民監査請求は行政監視、議会監視、政治家監視といった観点から住民に与えられている権利であるから回数が多いからどうかということではない。ただ、街のイメージとしては落ち着かない街だなあと感じる面もあるかと思えるのだが・・・。