今、山中選手の思い出を書き終わったが、ここのところ伝えられるニュースに憂いや怒りの感情がこみ上げることが多い。
とりとめもなく思い出すほどに書き連ねてみようと思う。
★全国的に火災が多いように思う。それも必ずと言ってよいほど死者がある。糸魚川火災は戦慄が走ったが、栃木県小山市の火災では5名もの人が亡くなった。火の元にはくれぐれもご用心だが、コンセント火災も多いそうだ。一度抜いてホコリを払う手間を惜しまないようにしたいと思う。
★横浜での福島出身の生徒に対するいじめ、教育委員会は何をどう判断して150万円もせびられた事件をいじめではないとしたのか。今になって深々と詫びている委員長をみて、これこそ自ら辞任を表明すべきだと感じた。思考力も判断力も欠如し、事件性を避けたいと考える委員会や委員長の存在など生徒のためになるはずがない。教育委員会とは何のためにあるのかを理解できていないのだろう。
★担任からいじめられたとの遺書を残してわざわざ遠い地へ行って飛び降り自殺をした生徒。こうした事件は実態を調査せずして語る危険性はあるが、飛び下りた本人が担任のいじめを指摘しているのだからいかんともし難い。47歳の教師で校長曰くコミュニケーション能力が不足しているとのこと。社会も人も確実に変化しているのだから採用基準の再構築を進めるべきだ。誰がと言えば、やはり政治主導ということになるのだろうが、文部省の天下り事件もあって、考えさせられることが多すぎる。
★東芝の欠損が半端な数字ではない。アメリカでの原発事業で7100億円強の欠損。2年前の粉飾決算に続いて今回は米関連会社による不正経理が報じられている。コーポレートガバナンスが機能しない体質になってしまったのだろうか。助けようがない状況を伝えるメディアもあるが、日本を支えた企業であることは間違いない。単純な表現でしかないが、へこたれずに頑張ってもらいたいものだ。土光さんが泣いてるぞ!
ニコンが早期退職を募り、デジカメ新事業を取りやめると発表。業績もかなり下方修正する状況だそうだ。ニコンといえば世界に自負できる日本製品の代表格だったはずだが、いったいどうしたというのか。
カメラのキムラが全国で129店舗の閉鎖を決めたという。デジカメと家庭内プリントの普及でいずれはと感じるものはあったが、もはやデジタルヤスマホにコミットできない業態は消滅する運命にあるのかもしれない?
★身の毛がよだつ事件。二人の女諜報員により金正男氏が毒殺されたという。2013年に処刑した張成沢伯父と気脈を通じていたからだとする報道もあったが、生かしておいてもさしたる存在ではなかったように思うのだが、余計なことを言わなければよいものを・・・。
金正恩の性格は凡人には計り知れないものがあるということか。
007シリーズのボンド映画を思い起こしてしまった。
★3つの領土問題。尖閣の安保範囲内共同会見に中国噛みつく、また竹島は日本の固有の領土に韓国が即時撤回を要求。この二つはさもありなんといったところ。
だが、ロシアが北方領土の歯舞付近の無人島にロシア軍人の名前で命名したようだ。どうもメドベージェフという人間の狡猾さが際立つ。彼との関係にプーチンが気配りしなければならない政治状況もあるようだ。困ったものだ。
★フリン安全保障担当補佐官が緊急辞任。トランプ政治はあちこちでひび割れが発生する可能性がある。バノンがくせ者だと当初から感じていたが、この人物が幅を利かせてくると日本にとって厳しい日米関係が新たに生じるやもしれない。
★民進党は建設的政党ではないと断言せざるを得ない。私は天皇陛下ご退位の在り方についてはこれまで触れるべきではないと考え、ブログの題材にはしていないが、ここにきて政党別の方針も出始めた。概ね、現陛下一代限りの特例とする案のようだが、民進党はこれに反対するらしい。つまり反対のための反対であり政争の具にするということか。であれば、最も御心を傷めることになるのは天皇陛下であり、天皇家ではないかと思えてならない。
私が民進党の代表だったら、この問題は静かな議論の中で一つの方向性に従って合わせるよう党内説得などの努力をするだろう。国会が紛糾するようではいけないのだ。そういう意味では自民党の石破氏もこの問題で存在感を示そうとする思考に狂いが生じている。判断力として間違っているとしか思えない。
民進党は今日の予算委員会の質疑でも例の辻本某をはじめは聞くに堪えない内容がほとんどだった。長島議員だけは骨太の一面を見せていたが、あとは軒並み悲しいくらいの稚拙さだ。大臣の首を獲りたいだけの質疑。獲ったからといって民進党の支持率があがるわけではないだろう。解散をお勧めする。