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No.2830 我が身ほかしての党首討論

2016.12.08

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 昨日の党首討論に関してネットがにぎわしい。
 それにしても民進党はこれからどう変貌するのだろうか? とにかく蓮舫代表の我が身を忘れてか意図的かは別にして、その厚顔無恥さが際立っている。安倍総理に対する批判も人格的なものにまで踏み込んでしまうのは、やはり彼女の人間性の軽さを示しているのだろう。

1.「息をするように嘘をつく」
2.「気持ちのいいまでの忘れる力をなんとかしてくださいよ」
3.「首相の答えない力、逃げる力、ごまかす力は神ってる」

 これらは蓮舫代表が安倍総理にぶつけた非礼な言葉の数々である。政策論争ではない人格批判で安倍総理のイメージダウンを視聴者に訴えんがためのアジテート発言であり、まさに野党第一党の代表の発言として質を疑わざるを得ない。ボキャブラリの豊富さを自画自賛するかのような言葉の羅列は、実は最低レベルのポピュリズム発言でしかない。

 面白いことに、自らの二重国籍問題を棚上げしての首相批判に対して、1と2は頭に「蓮舫さん」と付けて読むと、現実を捉えた話しになるし、とくに、2については忘れるの部分を「しらばっくれる」とか「しらを切る」に変えると更に実際に即した意味合いに変わる。
 また、3については首相を蓮舫さんと置き換えて読むと、まさに言いえて妙というか図星の文になります。
 自分が吐いた毒舌に、自分の名があてはめられて見事なばかりのブーメランと化す。二重国籍問題の証左から逃避し続ける蓮舫さんを代表として祀る民進党は、このままいくと一抜け、二抜けの瓦解もそう遠いことではないと思えてならない。
 

No.2829 撤退と進出 

2016.12.08

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 先月、石川県に出かけた際に「クスリのアオキ」というドラッグストアを多く見かけた。なんでも石川から福井、長野、群馬、愛知といった県下で300店舗ほどを展開する企業らしい。本社を石川県白山市に置く会社で業績も順調のようである。
 その店が旧県道加須幸手線の宮田ガスさんの前に出店準備を進めている。数か月前までコンビニのサンクスがあったところである。なにより、空いた店舗に次なる後釜が期間をおかずに入るというのは、街のイメージには良いことである。
 ただし、ドラッグストアとは言っても時とともにスーパー化しており、どの地においても過剰過当の熾烈な小売り戦争状態となっており、一つ増えれば一つ減りといった感は否めない。ことに人口現象が如実な街では商業規模が必然的に縮小していく運命にあるので店舗寿命への不安は尽きない。

 幸手市では中央商店街にも、市役所近辺にも・・・つまり街の中核地域でさえ空き店舗が長らく埋まらずにいるところが少なくない。小売企業にとって店舗の出店も撤退も経営の根幹として決断力が関わるところだが、地域にとって撤退後の新規進出が思うように進まない状況は忸怩たるものがある。
 しかしながら、遠い石川県から深谷、行田に続いてもっとも遠い店舗になる幸手の地に同社の店舗開発担当の目が届いているということについては市民として心の励みを多少感じるところである。
 前述の通り、幸手もドラッグストアの激戦区で、進出と撤退が繰り返される土地柄ゆえ安定経営には若干の不安はぬぐえないが、クスリの本場北陸を地盤とする同店には、地域に根付いた息の長い営業を期待したい。