あと数分で日付変更0時となります。関東は一日中湿った陽気となりましたが、気温的には厳しさを感じないぬるい日でした。まもなく冬至だというのになにやらおかしな師走です。
この日曜日は各地で市長選の投票日となっていました。いつもなら「現職か新人か」「推薦政党はどちらに軍配が上がったか」などが一番の興味ですが、最近の傾向として、誰が勝ったかよりは投票率に注目する傾向にあります。
そこで、ここ最近の各地市長選の投票率はどうだったか。カッコ内は前回。
◆福井市(福井)・・・・38.83%(23.64)
現職(自公社民推薦)が元民主衆議院議員(同党推薦なし)を破って3選
◆南九州市(鹿児島)・・69.95% (75.53)
前市議3人による新人同士の戦い。
◆小金井市(東京)・・・41.42% (43.27)
前都議、大学助教授、前市議2人の4人戦で前都議が勝利
◆池田市(大阪)・・・・44.87% (36.73)
現職(自公民推薦)、前市議、元市長の3人戦。元職が通算6回目の当選
◆宿毛市(高知)・・・・71.01% (73.00)
ともに新人。元議長(自公推薦)が元市課長を破る
◆南国市・・・現職無投票3選
◆米沢市・・・58.74% (49.78)
現職、元県議(自推薦)の戦い、現職4選ならず。
◆阿南市(徳島)・・・52.27% (無投票)
現職、前市議の戦い、現職4選果たす
◆いなべ市(三重)・・59.93% (無投票)
現職、小学校長(共推薦)、会社社長の3戦、現職4選果たす
◆常滑市(愛知)・・・・29.19% (48.84)
現職と福祉施設パートの戦い。現職圧勝。
この1ヶ月だけの市長選だけでもまだまだ多いのだが、ひとまずこういった状況となっている。
こうした結果をふまえて詳細な分析をすることは、政治離れや政治不信の実態、地域別選挙事情、選挙年齢の引き下げなどとの関連か必要なことだと思う次第。