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No.2663 結局は、街の倫理レベルが問われている!

2015.10.25

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 市長選活動も終わり、翌日の日曜日は常に表向きは平穏になります。いや、裏向きがどういう形であるのかはよくわかっていないのですが・・・。

 「トップにとって必要なのは、平均を上回る知性と例外的に高い倫理観である」という論説に昨夜接した。
 いわゆる東芝やVWのトップは、平均を上回る知性はあったが、例外的に低い倫理観しか持ち合わせていなかったというのである。

1.(知性など)能力はあるが、理念や倫理観がない人
2.(知性など)能力はないが、理念や倫理観が高い人
3.双方ともに兼ね備えている人
4.双方ともに持ち合わせていない人


 もちろん、3が素晴らしいことは言うまでもないが、そうそういるものではない。4は論外である。
 そこで論説はこう締めくくる。能力は経験と啓発で備わるものだと。したがって、1より2が勝るのは当然であると。

 さて、この単純明快な論理は、行政トップに求める要件として重要な視点を示している。
 たとえて言えば、5万人規模の街の予算でも150億円以上もの税金の使い道を決める権限が市長に与えられるのだ。この力を誰に与えるかが選挙であり市民ということである。
こう考えると、結局は街の倫理レベルが問われているということであろうか。
 

 さて、幸手市長選の行方、どうなるものやら・・・