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No.2542 スコットランド

2014.09.20

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 世界が注目していたスコットランド独立の住民投票が約39万票の反対多数で否決となり、ひとまず落着した。 

 古くは1200年以前より紛争を続けていた関係だったが、1700年代に入ってグレートブリテン連合王国として統一国家になった。かように古い歴史があるのだが、なぜ今ここに至って独立という選択肢が出てきたのか。
 古いいきさつから300年経って、今また独立すべきだと考えるとなると、比較するのは適切ではないとは思うが、市町村合併もいずれは再分離される可能性がある??
 

 ワールドカップでは確かにアイルランド、ウェールズを加えて4か国に分離して参加している。それ自体はとて素晴らしいことと思うが、一方では恵まれているという見方もできる。
 一悶着のあとの一段落だが、私の思いは、遺恨が残らないことを願うばかり。 国の統合分離は重たすぎる。

No.2541 北朝鮮、またもや!

2014.09.20

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 広島土砂災害から1か月が経過して、ようやく最後の不明者が発見された。残念ながら、救助という文字ではなかった。これで74名もの命が奪われた大災害となったが、胸に刻んでおくことにしたい。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
 しかし、発見されたことについてはご家族もほっとされたことと思う。
 

 さて、全員発見で少々気が落ち着いたと思ったら、拉致被害者調査に関する北朝鮮の回答がまだ時間がかかるという内容が届いた。12日に行われた国民大集会の熱気が、早くも怒りに変わった。時間稼ぎもはなはだしい。あの国は国家としての形を成していないので、こうした約束破りはなんとも思わないのだろう。なにより誠意というものがない。
 再調査をするという表明を受けて、内容はなんだったか記憶にないが、何らかの制裁解除をしたのではなかったか。であれば、それを守らなかったのだから、理由の如何を問わず、新たな制裁をすべきかもしれない。この国を相手に親心のようなものを発揮してもどうにもなるものではない。

 中山恭子さんの「外務省にこそこそ交渉を任せていてはいけない!」という言葉が思い起こされる。