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No.2519 定例会が終って・・・

2014.07.12

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 昨日、6月定例会が終了した。熊谷ドーム屋根改修にかかわる補正予算、さいたま市大宮区新庁舎建設にともなう県とさいたま市との土地交換といった議案が可決された。詳細は別途ご報告することとして、これからは、また違った形で毎日を消化していくこととなる。忙しいことはうれしくもあり、ありがたいことだと思っている。ただ、これから本格的な高温日が続くことと思うので、体調管理には余念なく努めなければならないと言い聞かせることに。

ファイル 422-1.jpg さて、幸手市ではこの13日に大神輿渡御、17日、18日と山車曳廻しからクライマックスの花山へと続く、夏一番の伝統行事が待っている。7台の山車が幸手駅前に向かって1台づつ駆け上がり、扇型に集結する様は観る者の心を躍らせる。あの重たい山車が、人力によって目いっぱいのスピードで駆け抜ける姿は迫力満点の風物詩。
 ぜひ幸手にお越しいただきたいと思うが、カレンダー的にはどこも地元の夏祭りが集中している時期のようだ。

 
 祭りを街おこしにして大成功を収めているものの、祭り当事者たちがじっくり自分たちの祭りを楽しめなくなってしまい、観光客が大量に来ることを喜ばしく思わなくなった街が、国内には結構あるという。ファイル 422-2.jpg
 全国的には無名の地方都市の祭りからすればぜいたくな話だと思うが、勇壮絢爛な祭りを追って祭り行脚をする人もいるほど、全国各地の伝統祭りに観光バスが繰り出すようになったのは確かなことだ。が、超有名どころの祭りはいざ知らず、街の経済効果という観点では、あくまでも短日限定的なものと考えファイル 422-3.jpgると、まずは安定継続性のある街づくりを根底にした思考が欠かせない。それによって、祭りとの相乗効果がもたらされることは間違いない。
そういった観点から、私は中央通り商店街の車歩道整備を議員活動の対象に真っ先に掲げてきた。街の顔である商店街のベースを綺麗にすれば、祭りの雰囲気も少しは変わるだろうと考えてだった。ようやく全体の3分の2が完了し、残りはこの年度内に仕上げたいと思っている。
 ちなみに、権現堂桜堤にトイレを新設する件も、来年2月完成の目途で9月に工事が始まる予定となっている。来年の桜祭りには間に合わせたいから。
 暑いのはたまらないが、夏祭りが涼しくてはしまらない。
 汗だくになって、水をかぶりながら神輿をかつぎ、山車を曳く。祭りにわくわくするのは、いくつになっても皆同じようだ。