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No.2509 親韓媚中に活路はない

2014.06.14

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 ひと時、悪の枢軸国として世界を激震させることの多かったイラク。フセイン排除以来、ゆるやかながら安定を取り戻す方向だと思っていたが、アルカイダ系イスラム組織により、また世界一の不安定国家になりつつあるようだ。
 国家第二の都市のみならず首都バクダットへの侵攻の可能性も伝わっている。シーアだスンニだと、いつまで宗教的派閥戦争が続くのだろうか。宗教とは人を殺し合うために存在しているのかと、矛盾と不思議さをいつも覚えるイスラムという宗教。
 同じく、イスラム信仰組織「ボコハラム」によるアフリカでの少女人質事件も、日本での報道が静かになっているが、おそらく簡単には収束しないことだろうと思う。今、間違いなく世界異変は各地に進んでいる。

 イスラムの精神には、自由主義国家連合体への反発も根強い要因としてあるわけだが、本質的に中国にも同様のものを感じないではない。
 シナ海をめぐる関係アジア諸国と中国の軋轢は増幅することがあっても鎮まることはないと感じる。なにしろシナ海全体が我が国のものだと主張し、言いがかり、嫌がらせは言うに及ばず、挑発しておきながら反省どころかその責任をなすりつける身勝手強国「中国」は、習近平によってその目的を世界制覇においているかのようである。
 13億以上の人口を誇る国であるにもかかわらず、今だに言論の自由がなされていない共産統治国家を、世界平和を共存共栄するための平準国家として認めるわけにはいかないとしながらも、その人口の多さを対象として経済共存を求める国が多いことから、その存在感を重くしている中国。

 
 その中国が、南京大虐殺と従軍慰安婦を世界記憶遺産に申請したとか。身勝手な悪知恵だけは、これでもかというほど働く国だとつくづく思う。これに追従する姿勢を示す韓国も韓国。
 文化大革命や天安門事件などの近代史上、もっとも残酷な民衆殺戮排他事件を中国はまったく反省していないのだ。それどころか、隠し続けているのが実態だ。それは民主化や言論自由という思想が広まらず、求められずを望むために、歴史から消したいとまで考えているというのだから、開いた口がふさがらない。
 

 日本における、特に政治上の問題は「親韓媚中」の政治家がいるということだろうか。私は敵対精神を向き出しにした外交方針は、相手が相手だけに良い結果を生まないと思うが、拡大路線に加えて、反省と協調の精神が欠如した国に対して抑止力を設ける必要性は高いと確信する。
 ならばどうするかだが、平和に訴えたポピュリズム迎合路線は、なんの利点も見出すことはできないと思っている。なにしろ、相手はマフィアややくざ以下のならず者国家で、たちの悪い国だということは万人が認めるか、認めないとしても、せめて感じている国。だからこそ「親韓媚中」など意味を成すはずがない。
 この先いつかは一触即発を意図的に仕掛けてくる可能性も考えられる中国。 世界の多くは日本の自衛隊機から中国軍機に挑発接近したとは思っていないだろう。ベトナム船の転覆もベトナム側に責任をなすりつける中国。勝手に油田権益を進めてしまった現実を世界が理解するはずもなく、このままでいけば、内外の複雑な事情によって中国という国は崩壊していく可能性もあるやもしれぬ。その時、世界に助けを求めたら、実際真っ先に助けるのは日本かもしれない。いや、もしもその情勢になったら、中国は日本に対していよいよ侵攻戦略を示す国かもしれない。

 今また、国会周辺で集団的自衛権反対デモがある。ノーベル賞受賞作家の名を見て原発即時廃止デモと同じ集団思想の運動だということがわかる。
 憲法第9条をノーベル平和賞にという運動もあり、駅頭などで中学生や高校生などまでを対象に署名運動をしているという。平和を唱えれば、世界事情を知らない中高生たちが署名するのもわかる話だが、それで果たしていいのだろうか。
 実はこの運動をけん引している女性は、名だたる活動アジテーターだそうだ。であれば、もっと根の深い組織が裏で暗躍しているということは容易に想像がつく。

 言論の自由は素晴らしい社会システムだと思っているが、脅威に感じなければならないのは、国家として一つに統制されている中国や北朝鮮のような国なのだろうと思う。日本は公然と反政権運動が行われ、それを大々的に賛意を持って報道するマスコミがある国ゆえ、相手にとって攻め易いに違いない。 

No.2508 脅威のマルガリータコンビ!

2014.06.14

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 深夜のテレビにかじりついている方が多いことと思う。
 まずは、全米オープン。松山くんがメジャー制覇という日本選手初となる奇跡の予感を感じさせてくれる。わずか4日間のゴルフゆえ、サッカーに優先して静かな興奮をお伝えしたいという気持ちだ。トップ選手との差はかなりあるが、残る2日間をこのまま突き抜けるだけの選手ではないと感じるので、松山くんの爆発次第でに大いに盛り上がるはず。期待したいと思う。

 さて、サッカーだ。大会初戦からネイマールが注目されることとなったが、なんのなんの、今朝のスペイン×オランダ戦は前大会の優勝戦が一回戦から実現したものだが、まさにサッカーの醍醐味を十二分に味わった。
 オランダの前線3選手の躍動感に前回王者かつ現ランク1位のスペインとてひとたまりもなかった。今、世界のクラブチームで最強と言われるバイエルンミュンヘンで主力選手として活躍しているロッペン、そしてスナイデルの丸刈りコンビはまるで鍛え抜かれたロボットのようにピッチを暴れまくった。2得点したファンペルシーもすごいが、このマルガリータコンビが一躍台風の目になったことは間違いない。ヨハン・クライフという名選手を生んだ小さな国ながらサッカー大国のオランダ・・・目が離せない。

 いやーテレビ観戦であるのに、これほど動体視力が必要だと感じたことはない。この点もサッカーのすごさか。私はどちらかというとサッカーではなく野球人間なのだが、上手な反則、ずるい反則、隠れた反則が面白さでもあり、それに対するオーバーな仕草反応が試合結果にどう左右するかもサッカーのサッカーらしさだと思うことにして、いよいよサムライ軍団の応援に画面に向かって声を張り上げるつもりだ。オランダのようにキビキビとしたプレーに目を凝らすことにしよう。それにしても、サムライ戦は朝10時から。少しは楽か。
 スポーツ全般に言えることだが、まさにサッカーこそライブで! 生で! 見なければ!

 そうそう、前号でご案内した女子プロ野球リーグは昨夜の試合が雨で中止。
今日はダブルヘッターで第一試合16:00から試合が行われます。1試合の料金で2試合見られるとか。
 明日も・・いや今晩も松山から応援の流れだ。もう寝不足などと言ってられない状況になっている。あーあ、日常的にやることは限りなく多いのに!