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No.2047 石巻ショップ “希りん”

2013.12.26

 寒い朝。「心ひとつで暖かくなる」という歌詞が印象深い、大好きな吉永小百合さんの歌のタイトルですが、12月の冷え込みとしては、例年以上の厳しさを感じますね。ふたり住まいの我が家で、家内と心ひとつにしても、さして暖かくなる感じはしない?のですが・・・あれ? 怒られるかな。

 さて、寒いと言えば忘れてならないのが、未だ仮設住宅暮らしの方が多い被災地地域のことです。太平洋側は日本海側の各県と比べて積雪は少ないようですが、それでも寒気の状態は高齢者や女性には辛く厳しいものが想像できます。

ファイル 349-1.jpg 実は、幸手市に石巻ショップがあるのをご存知の方は少ないかと思います。私も昨年の市民まつりで知り合ったのがきっかけですが、石巻の鰹節家さんで生まれ育った小林さんという女性が、ふるさとのために少しでも役にたちたいと始めたのが、石巻ショップ“希りん”です。商工会青年部の後押しなどで市民まつりに出店するようになったことがきっかけで常設店を構えるまでになったようです。愛郷無限が示されたホットな事例だと思いますね。
 被災地は広い範囲で復興に向けて遅い歩みを進めているところですので、今年の冬も身体の芯まで温まることを妨げるような厳しい毎日だろうと思いますが、そんな故郷に思いを馳せて、頑張る女性が幸手にいるということを、読者の皆さんに少しでもご理解頂ければとご紹介しました。

 小林さんにすれば、多くの人に立ち寄ってもらえることが売上を上げる以上に励みになることでしょう。これもまた「心ひとつで暖かくなる」ということではないんでしょうかね。

No.2046 三回目となった住民説明会

2013.12.26

 前々号でお伝えした、香日向小学校再利用問題ですが、23日に第三回目の住民説明会が開催されました。公務優先の私に代わって参加した家内から詳細を聞いた次第です。もっとも代わりというよりは、家内自身も当家次男坊がこの小学校の第一期入学兼卒業生ということもあってか興味は尽きないようで、自ら進んで出掛けていったというほうが正解なんですが・・・。

 前回同様、質問と答弁が噛み合わずに紛糾する場面がしばしばだったということですが、行政と住民の関係においては、なにより話し合いを尽くすということが必要であることは間違いありませんから、今後もセッティングが変わっても双方真摯な話し合いを続けていくべきです。こじれたままで、理解にいたらずというのはどちらにとってもよろしくないと思います。
 詳細については、県会議員という立場で自治体運営について口を挟むと内政干渉ということにもなりかねないので静観状況にあるわけですが、たまたま一住民でもあるので心中複雑といったところです。