前号での被災者生活再建支援法は、越谷地区で適用になったが、まだ松伏町では見送れられたままだ。発生後即三ツ林衆議院議員が関係首長を伴って菅官房長官や古屋防災担当大臣を訪問し、早期対応を直言陳情した。国会議員の存在はこうした形でその存在意義と有効性を高める部分もある。同議員の選挙区である14区内の八潮市では、市長、県議補選、市議選のトリプル選挙が行われているという多忙な中、三ツ林議員の行動は頼もしい限りだと、その意気に感じるところ大である。
合わせて、自民党かつ政権党に所属しているという点も、大切だということがあらためて実感できるというものだ。
あちこちで、なんとも奇妙な天候が続いている。雨が来ても、降って欲しい山間地域に降らず都市部を直撃するなど、利水回復というよりは災害にまで進んでしまうゲリラ的降り方が多いのが最近の傾向のようである。人間生活がいかに自然との関わりにおいて心もとないものだという感覚に襲われる。当然のごとく、天空のご機嫌をうかがうことがやたらと多くなった気がする。
夏前から心配されてきた水不足では、埼玉北東部地域をまかなう利根川水系で7月24日から10%の取水制限が続いていたが、ここにきてようやく昨6日の午後5時時点でこれが緩和された。ここのところの降雨で、河川流況が好転してきたことによるもので、県土地水政策課が発表した。
しかしながら、添付の資料をご覧になればご理解いただけるかと思うが、同水系8ダムの現在貯水率は50%ということで、70%という平年貯水率と比較すると、数字的には好転したといっても、まだこの程度といった認識で捉えるべきかもしれない。
はじまってまもない稲刈りでは、水稲の出来具合は良好ということだそうなので、米作りについては水のやりくりも含め、関係者の皆さんの努力工夫が実ったといったところ。私もすでに収穫仕立てのうるち米をおいしくいただいた。幸手のコメはなんともおいしいー!