平成16年に開設して以来、これほど間を空けたことはなかった書き込み更新ですが、長らく失礼いたしました。また元気に更新していきますのでアクセスのほどよろしくお願いいたします。
27日のことになります。北朝鮮拉致被害者救出を訴える国民集会が、今年も日比谷公会堂で行われました。横田めぐみさんのご両親である横田滋、早紀江さんご夫妻が先頭にたってお願いしてきた全国1,000万人署名運動は、1997年からはじまって16年になります。
この日に先立ち、埼玉県議会も最後の追い込み署名に頑張った分も含む、約36万人分の署名を上田埼玉県知事から横田さんにお渡しし、最終署名数はなんと1,010万人を超える結果となっていました。
27日の集会では、横田さんから安倍総理にこの署名が手渡されました。
北朝鮮の人口が約2,000万人と言われますので、その半分にあたる署名が集まったということは驚異的でもありますが、それ以上に、帰国を待つ家族の皆さんの辛抱と努力は並大抵のことではなかったと思います。早紀江さんは「街頭署名が恥ずかしかった」と述懐していますが、私も協力した回数は少ないものの、確かにやってみて感じたことは、以外と誰でもが署名に応じてくれるというものではなく、さらーと通過されるとやるせない気持ちになるという実感は経験しました。しかし、悪いことしてるわけじゃない!という当然の思いと、救出を実現する一助になるならという感覚で2時間を超える時間を街頭活動をしたものです。
同じように、けっこう厳しいなあという思いは、赤い羽根募金運動でも感じることですが、この北朝鮮を相手にした社会テーマですら一部冷ややかな状況があるという事実は、寂しい感じもします。しかし、それは冷ややかなのではなく、忙しい通勤時であったり、書くために立ち止まることが気恥ずかしいといった部分が多いようにも思います。
実際に人口の12分の1の署名が集まったわけですから、素晴らしいことであり、喜ばしいことだと思います!
すでに批判評価の域を越えた北朝鮮の最近ですので、どこまで歩み寄りが可能かは不明ですが、家族たちが高齢化している現実において、早期の救出奪還が実現することを願うばかりです。