朝夜は寝苦しさも解消される涼しさとなり、3つの箱に分散している鈴虫たちの鳴き声もようやく控えめになってきましたが、昼間の暑苦しさは何なんでしょうか。
天候異変が毎日のように叫ばれる中、国際状況もあちこちで不穏な状況が見られます。維新の会について書きたいと思い続けてかなりたちましたが、ちょうど「日本維新の会」として結党宣言を12日にしたところでタイミング的には絶好と思ったのですが、逆に同党の将来性に対して、稚拙さと瓦解性の問題を指摘した論説を中心に日増しに段数が増量し、しばし私ごときの考えを披露するまでもないかと感じているところです。
ただし、いずれはとは思っています。間違いなくいずれ。
というわけで、今回は国際状況雑感を。
ここのところ、海外に目を転じるとこれがまたあちこちで狂いが生じています。当然、日本も巻き込まれているわけです。
中国や韓国が、なにかというと他国の国旗を破いたり、火をつける行為に及ぶのは民族性の為せることなのでしょうか。それとも徹底したイデオロギーによるものなのでしょうか。そんなはずはありませんよね。
シリアで国民同士の殺戮合戦が止まないのは、スンニとシーアのイスラム宗教内対立だとの報道が主体ですが、はたしてそうなのでしょうか。
リビアでアメリカ大使以下4名の大使館員が殺されたのは、反米思想家の宗教問題過剰反応が原因とメディアは伝えますが、なにしろ事件が9月11日のことでしたから、暗示するものが多すぎます。
駐在大使が殺されたというニュースに過去接したことがありません。中近東、アフリカ北部の内戦がらみの反米運動には、アルカイダが関与していることは間違いないと思われますですね。
さらに、インドもこの国なりの事情で火がつきました。
世界の平和の祭典が終わって、まだ1ヶ月足らずですよ。もっともオリンピックのたびに、莫大な殺戮計画警備費用がかかっていることに、どこか矛盾を感じる私なのです。オリンピックとはいったい・・・クーベルタン男爵が泣いてます。
まったく話か変わって、野田さんの外交はひどいですねー。「韓国大統領に笑顔で握手」もそうですが、それ以上に私が思う点は「中国主席と会談した翌日に尖閣の国有化を官房長官が発表しました。これでは相手がこちらの思惑を越えて怒り狂うのはやむを得ません。なにせ中国なんですから・・・想定外は多々出てくるでしょう。しかし、日本国政府は、想定外という言葉を今後いかなる場面においても使ってはいけないはずです。
野田首相は、今回の東京都を無視した性急な国有化で、この問題を中国側が組しやすい国家間問題に正式にしてしまいました。東京都にまず買わせるべきでした。交渉するのに中国も困るし、石原知事相手にやりにくいことこの上なかったと思います。
書きたいことは山ほどといった状況になっていますが、紛争は早く終えてほしいですね。一般市民が可哀想です。