昨15日は幸手の夏祭りの華の日でした。荒宿、北町、東町、久喜町、助町、仲町、天神町の市街地各町の山車7台が出揃い、幸手駅前に1台づつ全速で駆け上がって集結する花山は壮観です。最初から最後までまともに見るのは初めてのことでしたが、勇壮な山車祭りは幸手市の観光要素として内外に知らしめるべきだと実感しました。
山車の先頭には各町の女性が二人受け持つ手鼓舞さんが歩きます。写真は天神町の手鼓舞さん。山車の屋根を飾る人、駆け上がりで先頭の役目を受け持つ人など、祭りには花形が付き物です。こうした役も祭りが終わった段階で次年度の志願者が殺到するそうです。
5点目の写真は松石地区に伝統的に伝わる「ささら獅子舞」です。写真ではお伝えできない獅子舞の熱演は必見です。地域限定的におこなれているため見学者が少ないのがもったいないと感じる行事で、後継者が少ないのが悩みだそうですが、地域外に広めることができればこうした貴重な伝統文化は守り抜けるのではないかと思います。また、そういう方面での努力も必要かもしれません。幸手市民として自信と誇りの持てる真夏の神事です。