すでに日付が変わっていますが、15日からのドイツ視察から昨夕の6時半に帰宅しました。そのまま大急ぎでお招きいただいていた2つの体協の支部総会へと駆けつけ、その後ようやく落ち着いたところで画面に向かっています。
14人の自民党議員団としての視察は、毎日が飛行機移動の中、勉強、食事、早朝の荷造りに時間が費やされるといった感じで、充実感一杯のうちに終了しました。
当然のことではありますが、観光的にはバスの中から「あれは○○です」と聞かされる程度、買い物は空港内での待ち時間で免税店をながめるといった様子で、視察出張として満足感の残る、有意義な中身でした。
「フランクフルト」・・・環境および安全を目的として自転車を道路交通政策の重要ポイントとして取り組む行政
「ベルリン&ブランデンブルグ」・・・国政と州政府、州議会の関わり方と制度および独特な教育内容および制度
「ミュンヘン」・・・スポーツクラブの独特な運営方法と健康つくり、スポーツ奨励に対する方針と経済支援
「フライブルグ」・・・街全体が企業も個人も省エネ、代替エネルギーに取り組み、特に軍隊の跡地利用として、省エネを徹底的に追求し、かつ若者が住み着く新たな街づくりを実現した行政
「カールスルエ」・・・市内中心部から車を排除し、トラム交通を市民の足として運営する行政および太陽光発電の普及促進を進めている現状
といったような内容で、ドイツ国内を時計回りで一周した6日間の視察でしたが、今年度、私は産業労働企業常任委員会に所属したことと、その委員会が幸手産業団地のこれからに強く関わりのある委員会ということもあって、企業と地域の関わりという観点から、おおいに勉強になりました。
すぐに何らかでそれが生かされるかと言われると、気持ちと実際とは多少ギャップがあろうかと思いますが、今後のためには絶対に無駄にはならないと確信していますし、そうならないように更なる研鑽を重ねてまいります。
そんなわけで、現地ではパソコンに向かう余裕がまったくなかったもので、書き込みに間が空きましたことをご理解いただければありがたく思います。