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No.2171 ミサイル不発のその後

2012.04.13

 世界中が注目していた北朝鮮のミサイルは今朝7時40分頃発射されたものの、飛行時間わずか1分足らず後に爆発洋上落下した。
 
 北朝鮮が新体制発足と最高指導者就任祝い、かつ国家の威信と対米交渉力をアップすることを思考した壮大な非正義実験は失敗した。黒い野心をやすやすと神は許すはずがないということなのかもしれない。
 しかしながら、これで対米弾道ミサイルの開発をあきらめるかというと、そんな生易しい国ではないはずで、今回の失敗でさらに核への思いが強くなったと考えるべきだと思う。つまり、より危険な国へと変貌していく可能性だ。

 もともとが国民の立場からしたら国家財産など無いも同然の国で、独裁国家そのものであるから、あのふくよかな金正恩他少数だけが飽食を味わい、その他の持てる資金は軍事力予算に回すことは容易に想像できる。
 しかし、今回の失敗からの立ち直りには相当の時間がかかることも考えられるので、今こそ、国連はしかるべき措置を示す必要がある。
 そして、我が国では拉致被害者救出などにさらに国民の関心度を持ち上げることなど素早い動きが必要と思うのだがどうだろうか?