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No.2163 狭山茶は美味しい!

2012.03.22

ファイル 101-1.jpg 今日、原発問題で県内最大の被害対象になった狭山茶を楽しむ会が催されました。
 国の指導が紆余曲折したこともあって、倒産企業を出すなど厳しい状況に振り回された狭山茶業界でしたが、知事の緻密なリーダーシップによる県の適切な処置で大きなダメージを逃れ、結局のところ国の指針が埼玉県の施した内容に問題なかったことを証明する形で終止符をうつこととなりました。

ファイル 101-2.jpg 業界の感謝の思いもこもった狭山茶を楽しむ会は、知事公館で開催され、県議72人を含む400人あまりの出席者でにぎわったが、なにより狭山茶の安全性の再確認と、それ以上に抹茶、煎茶それぞれ別個の美味しさを堪能する参加者の姿が印象的でした。
 それにしても、お茶の味がこうも違うとは驚きに近いものがありました。日頃、我が家でたしなむ?お茶とは確実に異なる味でした。あくまでも煎茶の話です。作法もそれぞれにあるということでしたが、作法は問わない雰囲気でとてもアットホームなお茶会でした。
 狭山茶の今後の力強い振興は間違いないと感じた次第です。

No.2162 東電の体質にあきれる!

2012.03.22

 東電が、来月からの企業向け料金の値上げの中止を表明した。これは当然の流れだろうと感じながら画面に見入っていた。
 
 ここにも空気をよめない大組織があることにまさに嘆かわしい思いがする。
テレビでは国政レベルでの報道が主体で枝野さんの出番が多いが、上田知事は数度にわたりこれへの反論および直訴をしていたのだ。そして、互いの主張を一般市民に確認してもらおうという姿勢で「公開討論会」の開催を訴えてもいたのだ。

 原発問題を理由に値上げを願望する東電だが、原発問題は値上げとは切り離して考えるべきだ。原発問題はまた後日触れてみたいと思っているが、今、東電が企業向け料金を大幅値上げするという思考は、まさに独占事業にとっぷりと漬かり続けた企業風土なくして有り得ない。
 電力値上げにビクともしない超〃企業など、数ではごくわずか、多くは会社存続に四苦八苦している中小企業が多いという現実に目がいかないのが東電体質なのかもしれない。いや、東電社員のすべてがそうだとは思わない。正義感を発揮して今しっかり職務をはたそうとしている人も少なくないとは思う。
あくまでも意思決定レベルの問題なのだが。呆れる感覚というのが、今の東電経営陣への評価だ。
 ただ、枝野大臣はなんとしても経済および国民生活のために電力問題を解決しなければならない責任者なのだから、ただ「空いた口がふさがらない」と、庶民レベルの感想を述べるのでは困る。ここに現政権の稚拙さをいつも感じるのだ。

No.2161 肖像画が今時なんだというのか!

2012.03.22

 今朝のニュースを見ていて、憂うべき国政の裏側、いやメディアにのるからには表ということなのだろうが、悲しさをおぼえた。

 あの鈴木宗男氏の肖像画が国会内に飾られたという。そこに居並ぶ面々は、まさに小沢一派プラス松山千春氏。そこで松山千春氏の次期衆議院選挙への出馬が報じられもした。
 つい1ヶ月もたたない前、小沢一郎氏の肖像画が飾られたとのテレビニュースを見たばかり。今日本がどういう状況にあるかの理解がまったくもって不足している政治家の姿を感じるのは私だけだろうか。国が、国民がこれで勇気づけられるとでも思っているのだろうか。

 伝えるメディアの意識はいったいどこにあるのだろうか? おかしな政治家たちの実態を国民に訴えたいのか、はたまたこんな時勢に権勢を誇示して小躍りする政治家を褒め上げる目的なのか・・・。
 どう転んでも、鈴木氏が国家の為に存在した政治家だとは思えないというのが私の思い。加えて、過去の記憶をたどれば、松山氏は「オレは政治家にはならない」と言っていたはずだ。いろいろあってくどきおとされたのか、自ら進んでの話なのかはわからないが、またまた有名人をかつぎだし、仲間にくわえるという相変わらずのグループ思考であることは容易に想像できる。
 困ったものだ。政治は確実に低落していると感じるニュースだった。