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No.2084 轟く雷鳴、覆いかぶさる黒雲

2011.07.30

前号のキャンペーンの最中、7時前から上空が急に暗くなりはじめたかと思ったら、あっという間に、見える範囲一部の隙もなく、真っ黒な雲に覆われてしまいました。「来るぞ!」と感じて間もなくのこと、轟音鳴り響いたかと思った途端、豪雨、猛雨。幸手駅舎の屋根に叩きつけられた雨が、あまりの強烈さに上方に舞い上がる様子はこの世のものとは思えず。いや、けっして大袈裟な情景ではありませんでしたよ。これぞ、まさにゲリラ豪雨。
 「こりゃーあちこちであふれるなー」と同行のキャンペーン仲間たちが口々に。
 それにしても、あれだけの集中豪雨に見舞われては、冠水、浸水、氾濫といった事象から逃れることは、到底不可能な地域もあるだろうなあと感じざるを得ませんでした。
 案の定、新潟の五十嵐川、魚野川の堤防決壊、そして福島の只見方面での被害は尋常ではなく、今も猛烈な雨に襲われているようです。

 天変地変とはよく言ったものですが、昨夕の真っ黒な雲には、えも言われぬ恐怖感を覚えました。どうして、あの黒さになるのでしょうかね。雨の色に変わりはないのに・・・。

No.2083 投票率アップキャンペーン

2011.07.30

 2週間という長丁場の知事選で、昨日は朝夕それぞれ6時から7時半まで、幸手駅頭で投票率を上げようキャンペーンを行いました。埼玉県議会ではごく一部の議員を除く大多数が超党派で特定候補を支持しており、その県議たちが中心となって県内各駅で同様の投票率アップ作戦が展開されたはずです。

 全国第5位の人口を抱える埼玉県の知事が20%台の投票率という信任度ではいかんとも寂しいではありませんか。埼玉県の知事は日本のリーダーとも期待される存在ですから、高い信任結果をもたらしたいというのは、県議会にあっては当然の志向です。県民の皆様にもそのようにお考えいただければと思うわけであります。

 そもそも、選挙制度での棄権は政治の未来にとってはかんばしいものではなく、とくに地方選挙においては地域主権の観点からも回避していただきたいというのが、基本的な考えです。政治のていたらくで関心興味が薄れるというのもわからないではありませんが、自らの意思を1票に投じるというのは国民、県民、市民という立ち位置における責任だろうと思う次第です。