2012.03.22
今朝のニュースを見ていて、憂うべき国政の裏側、いやメディアにのるからには表ということなのだろうが、悲しさをおぼえた。
あの鈴木宗男氏の肖像画が国会内に飾られたという。そこに居並ぶ面々は、まさに小沢一派プラス松山千春氏。そこで松山千春氏の次期衆議院選挙への出馬が報じられもした。
つい1ヶ月もたたない前、小沢一郎氏の肖像画が飾られたとのテレビニュースを見たばかり。今日本がどういう状況にあるかの理解がまったくもって不足している政治家の姿を感じるのは私だけだろうか。国が、国民がこれで勇気づけられるとでも思っているのだろうか。
伝えるメディアの意識はいったいどこにあるのだろうか? おかしな政治家たちの実態を国民に訴えたいのか、はたまたこんな時勢に権勢を誇示して小躍りする政治家を褒め上げる目的なのか・・・。
どう転んでも、鈴木氏が国家の為に存在した政治家だとは思えないというのが私の思い。加えて、過去の記憶をたどれば、松山氏は「オレは政治家にはならない」と言っていたはずだ。いろいろあってくどきおとされたのか、自ら進んでの話なのかはわからないが、またまた有名人をかつぎだし、仲間にくわえるという相変わらずのグループ思考であることは容易に想像できる。
困ったものだ。政治は確実に低落していると感じるニュースだった。