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No.2977 球春間近!なのだが・・・

2018.03.16

 球春間近! イチロー、上原の40代二人が古巣復帰。素晴らしい!
 若手への切り替えと言いつつも経験と実績をチーム力に生かせる選手という判断によるもので、どちらの選手にも大いに期待したいと思う。松坂はもう一度あの剛腕剛球をみたいとは思うが 投げるたびに故障を訴える状況では難しいかもしれない。
 それにしても、最終的に栃木リーグ入りを選択した村田を獲得するNPB球団がないとは驚いた。広島など一部を除き、ほとんどの球団が外国人選手を高額で獲得しているにもかかわらず、チーム構成上要らない選手との評価を37歳の村田に下している。最近、村田選手が少し扱いにくいタイプらしいというローカルな記事を見た。巨人の冷たい対応から、ひょっとすると村田の性格的な面が現首脳陣からほされた原因なのかと感じることはあったが、それを裏付ける内容に残念な思いがした。残念というのは村田にではなく巨人にである。というのも、扱いにくい選手など珍しいことではないし、過去をたどれば一流選手になればなるほど豪傑度やうるさ型に拍車がかかる選手はいくらでもいた。酒とギャンブルにうつつを抜かす選手や後輩に手を出す選手等々。
 岡本選手は今年こそファンと球団の期待にしっかり応えて大活躍してほしいと思うが、私がわからないのは、今オープン戦で時折一塁を守らせている。三塁に村田がいるから入団時に外野転向で可能性を探ったにもかかわらず陽選手を日ハムからFAで獲得。また、昨年のキャンプからオープン戦で三塁への戻らせたもののマギーをヤンキースから獲得、村田も岡本も起用する場が無くなった。そして今年である。昨季35本でホームラン王になったゲレーロを中日からトレード。中日の1億5千万円に対して4億円しかも2年契約の破格の提示。ゲレーロが応じるのは当然だが、これで岡本の外野復帰が無くなったどころか長野の存在がぐらついた感じ。ポジション争いのために危機感を煽る手法というが煽り過ぎはケガにつながることはないのか。ならば、休養が必要とかの理由をつけて阿部を岡本のために休み休み起用するかもしれない。調子次第で阿部限界説が囁かれる状況になるのだろうか。こうして考えると、よほど岡本への期待が高いか層の厚さへのチーム構想が贅沢なのか、はたまた無計画なのか巨人の思考がよくわからない。小林の成長過程で二人も捕手をドラフトするのもわからないままで、実は早くも捕手以外の練習もさせているのだ
 上原投手に話を戻すと、マシソン、カミネロがいて沢村の復活もあるとすれば、先発は5回投げて残す4回をこの4人で1イニングづつ賄うという新たな投手起用法が確立されるのだろうか。
 そして、村田選手については現状のチーム事情を球団別に考慮すると中日が最も活躍の場が大きいのではないかと思うが、はたしてどうなるものやら。
 サッカー、ゴルフに続いて野球のシーズン入りで華やぐスポーツ世情と時を同じく、私たちが週末に細々と楽しむソフトボールもシーズン入りする。