2012.02.01
県農林部によると、農林水産省が平成22年度分の全国及び都道府県別の農業算出額を公表し、それによると、埼玉県は2004億円で、前年に比べ9億円、0.5%の増加となったそうだ。全国順位はひとつ上がって17位。
平成17年から22年までの直近5年間の推移では、全国としては減少しているが、埼玉県は増加し、その伸び率は全国1位となっている。
品目別では、新たに「ゆり」が1位となった結果、全国一が5品目になった。「ねぎ」「ほうれんそう」「さといも」「こまつな」と揃って、白波五人男ならぬ彩の国五品農産品といったところ。埼玉県農業もなかなかやるもんですね。ちなみに、2位には「えだまめ」「かぶ」「チューリップ」に「ブロッコリ」が加わったそうで、埼玉県農業の頑張り度合いがたのもしく感じられるではありませんか。
長らく定位置にあった宇都宮の1世帯あたりの餃子購入額全国一が、浜松に抜かれたというニュースがメディアを賑わしている。昨今、このような数値や順位がとりわけマスコミは好んで取り上げる傾向にある。だからというわけではないが、こうした面での競争意識はとても意義深く、大切なことだと思う。