前号でお伝えした通り、22日水曜日午後少し長めになった入院生活を終えることとなりました。当初は一週間という予定でしたが、途中いろいろあって結局17日間の病院暮らしとなった次第。この間、ひたすら食べて寝る日々。ただし、寝ると言っても水平ではなく上半身を30度ほど起こした形で寝るのですが、毎日ですとけっこう辛いものだということを知りました。
身体にメスを入れるわけではなく内視鏡による鼻腔手術とタカをくくっていたのですが、当初手術の三日後に術部から出血して緊急処置をするも止まらず、バルーンを使用して一時止血。それから二日後外来診察室での本格止血処置ということで出血部を焼くという一部麻酔による耳鼻手術。一般的と言われている処方らしいのですが我慢の連続と止まらぬ血にたまらぬ私。
とその時「麻酔が鼻腔奥まで効かないので今日の午後、全麻でやりましょう」と医師の声。意識朦朧の中、ゼンマってなんだ?と思いながらホッと安堵する自分だったのです。ちょと大げさかな(笑) いやーそれほどその時の痛さはトラウマになってます。これにより血量が減ったことでヘモグロビンが正常値の半分以下となっってしまい、酸素を体内に運ぶヘモグロビン機能を心臓が請け負ってしまうというのです。それによる不整脈や心不全のリスク回避にはヘモ数値を安静状態の中で上げなければいけないということで長引く入院となったわけです。
帰宅後もまだ詰め物が入っているので医師から言われた条件・・・長風呂、熱風呂、サウナ、激運動、鼻かみ等の禁止と、血圧管理と鼻腔洗浄、綿球継続などを守る日々がもう少しかかるといったところです。それと断酒、これ一番辛いかも・・・です。
たかが鼻されど鼻、状況次第で怖いものだということをつくづく感じ、血の持つ機能を再認識というかよく知るところとなった次第です。今辛いのは綿球を鼻に詰めているので口呼吸になるため、起きている時はいいのですが、寝ると唇や口内がからからになり1時間半起きに目が覚めることでしょうか。人体のメカニズムとは精密で複雑ですが融通性に欠けるところがありますね。
侍ジャパンは残念でしたが、稀勢の里の全勝優勝に期待ふくらみ、今またUAEに2点リードしているサッカー日本に気持ちがほぐれ、スポーツが持つ癒しの働きに有り難味を感じています。とは言いながらも、昨日は出歩くこともなく籠池発言に聞き入りました。ひとことで言えば、何らかの裏の実態を感じます。それはまた後日。
ご心配をいただき、メールをくださった皆様に当ブログにて感謝申し上げます。ありがとうございました!
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No.2866 無事帰宅いたしました!
2017.03.24