2月というのは、陽射しの有難味への感じ方が他の月とは異なる。日によって極端に凍える日があるにもかかわらず、新しい息吹や芽吹きを五感で感じられる月でもあることから、春への期待が膨らむ月だからとは言えないだろうか。
そんな今日2月22日、私事で恐縮ですが67回目の誕生日。とりわけどうするこうするというものではないのだが、朝起きて唯一の同居人から一言「おめでとう」の言葉が。それは誰に言われるよりもうれしい一言であり、今年はなんとなく・・・いや改めてと言うべきか、こそばゆい感じと感慨深い諸々を感じた。息子たちからのお祝いメールも届いた。
2の三並びに1950年(昭和25年)という数字的なものもあって、人は「覚えやすい」とか言ってくれるが、言うほどには覚えてくれてはいないもので、身内に忘れられるほど寂しいものはないと思うが、ほっと安堵した(笑)
我が身の誕生日に合わせて、毎年思うことが二つある。
一つは、前々日の20日が長嶋さんの誕生日なのだ。ミスターにかかわる番組は必ず録画してじっくり何度も繰り返してみる。リハビリにかけるミスターの意欲は、日本中を沸かせた現役時の姿を彷彿とさせるものがあって、なぜか見てる側が元気をもらっている。長嶋さんは周囲に悲壮感を感じさせる人間ではないのだろう。長嶋さんは昭和に限らない平成も含めた永遠に不滅の大選手、大スターなのだと思うことでわが身は常に奮い立つ。
ゆえに、キャンプニュースで長嶋さんが画面に多く出始める2月は、まさに明るくなるという意味で春到来なのである。
さて、皇太子殿下のご生誕が今月23日、明日です。1960年2月23日、御年57歳になられます。1950年生まれの私とちょうど10年の違いになります。平成25年第37回全国植樹祭が埼玉県で開催された折、初めて生身のお姿を拝謁することとなりましたが、得も言われぬ感動を覚えたものです。
今、天皇陛下ご退位が国会で議論されておりますが、詳細な決まりごとは別にしてご退位が決まれば皇太子殿下が天皇陛下になられます。陛下のご退位は心から寂しく感じますが、皇太子殿下のご即位ということになれば、世界に明るい話題として報じられることは間違いありません。
ともあれ、天皇陛下にはいつまでもお元気にお過ごしいただきたいと念じてやみません。
というわけで、風のない暖かい2月22日に喜びと感謝を表し、明日からまた諸事研鑽に努めたいと思います。