今夜半には南岸低気圧による雪も予想されるよどんだ空。雪は御免こうむる対象でしかないが、子どもたちには雪の世界がとてつもなく新鮮に映るようだ。
今朝のスクールガード時には、毛糸と革の2重手袋でも指先が痛くなるほどの寒さを感じた。これで風でも吹こうものならと思いながらも子どもたちの元気な姿に接すると寒気が飛ぶのはいつもながら不思議な感覚。ここしばらく通過が遅れ気味だった班が、正規の集合時間を復活させることになったようで、いつになく歩く姿がハツラツとしていた。
「雪が降るかもしれないぞ」と声かけたら「雪だるま作りたいな」ときた。
さて、今日は通常国会の招集日。北朝鮮恐怖をそっちのけで対日外交を感情的に悪化させる韓国への対応に政治がどう動くのか。また内政的には黒田経済が停滞傾向にあるアベノミクスの再生向上策はどうなるのか。復興、子育て、農業、教育・・・
その多くはアメリカの動勢に関わるというのは日本に限らず世界に共通する問題である。つまり、言ってみれば今やトランプが世界の懸案事項と言ってもよいのではないだろうか。
そのトランプ氏の大統領就任式も今日20日(明日の午前2時)。
大統領令を複数発布すると言われているが、それにより、およそトランプアメリカの指針が見えてくるものと思われる。今回の場合、それを推測をすること自体が無意味のようにも思えるほどトランプ氏は意外性を秘めている。もちろんそれを称えるわけではけっしてない。
最近もっとも驚いた彼の発言に、イギリスのEU離脱を賞賛し、他にも同様の国が出ることを期待するというものがある。北大西洋条約機構を時代遅れとし、無意味な存在と化しているといった発言もある。世界のリーダーとは思えない発言だが、彼自身が世界よりアメリカだという思考であるなら各国が今後の対応をあらためて考え直さなくてはならない。
子どもは元気ハツラツ、ちょっとくらいはヤンチャがいい。
しかし、アメリカの新大統領にはフレッシュな感覚で世界安定を唱える感性を示してもらいたい。トランプでは無理かな?
ヤンチャ過ぎてリスキーなイメージを与えそうな人物感しか感じないが、まずは各国首脳の反応第一声と為替相場と株式市場に多くの目が注がれることになるだろう。はたして世界はどう変わっていくのか?
クラプトンの大ヒット曲に「Change The World」というタイトル曲がある。その歌詞は次のようなもので実際はラブソングだが、部分的に意味深な内容になっている。もっともトランプが薔薇色の希望の光を世界にもたらすことは考えにくいか。
もし、きらめく星に手が届くなら
君のために一つ取ってきてあげるよ
その星で僕の心を照らして欲しい
真実が君に見えるだろうから
それは心の中から湧き出ている君への愛さ
全てが輝いて見えるかのようだ
でも 僕が見つけたこの愛は夢の中でのことなんだ
もし世界を変えることが出来るなら
僕は君の心の太陽になり、君を支えたいんだ
君はわかってくれるよね、僕の愛の本物さを
僕は君の世界を変えてみせるよ
もし僕が国王になれたら それが一日だったとしても
君を女王として迎えるつもりさ
ほかには考えられないよ
そして僕たちの愛が国をより良くしていくんだ
その時まで僕は愚かでも構わない
その日を待ちわびるだけさ
君の心に光を注ぐ太陽にだってなれるんだ
もし変えることができる世界なら
すべて君色に染まりながら輝きたい
捧げる愛が薔薇色だとわかってもらえるだろう
もし世界を変えることが出来るならね