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No.2137 政治資金規制法違反裁判

2012.01.12

 低迷日本に明るいニュース。澤、佐々木のダブルS世界一授賞、おめでとうございます! これは、まさに日本サッカー界にとって金字塔と言うべきでしょう。年明けから、スポーツの話題では事欠かない状況で、殺伐とした世の中に英気を与えてくれています。

 ところが、国民の範たるはずの政界は、自己保身に懲りない人々がさらに国民の政治不信を煽るかのように活発に蠢いている。
どうしたもんでしょうかねー鈴木宗男さん。蟄居、反省、充電というタイプではないのは元々理解しているつもりだが、それでもやっぱりこの人も小沢さん言うところの天下国家を考えて行動してるのだろうか。とてもそうは感じられないほど、わかりやすいのが鈴木さんの特徴なので、かわいいところもあると言うべきか・・・いや、やはり面の皮が厚いというほうが的を得ているようで。

 問題は小沢さんだ。困った人だ。そもそも、天下国家を考える立場だと言いたいのなら、その立場を手元に長く確保しておくためには金が欠かせないはずだ。しからば、天下国家と金を切り離して考えられるのか! 
 「集金おたくの政治屋」という評判も間違いなかったと感じるような法廷発言で、結局、この大物国会議員は部下の後始末、面倒を見ることなく、部下に責任を転嫁して逃げまくる腹づもりなのだろうか。これぞ「天下国家」ならぬ部下への「転嫁黒化」に法廷作戦をねっていたとは言えないだろうか。
 最も、裁判中のことゆえ、犯罪人と決めつけるわけにもいかないが、国民が納得できる発言はほとんど聞かれない。それどころか、一部発言が変化してもいる。
 一番おかしく感じるのは、これほどの問題になっているにもかかわらず、今だに政治資金収支報告書は見ていないというくだりだ。これはまったく考えられないことだ。まさしく責任感も何もないということを示している。私たちのように万単位ではなく億単位の報告書だ。選挙のために金が必要で、前党時代の残金も懐中にしたとも言われているくらいなのだ。
 小沢さんの特徴は、はぐらかし、開き直り、だと思っていたが、やはりライアーという意味合いもあるかな?

 幾多の書類の記名押印も自からのものではないと言う。秘書が小沢一郎とサインしたと言うのであれば、、何から何まで秘書を信じ、任せていたことになる。証拠はと言われると難しい面があるが、有り得ないこととしか思えない。
 細かなことは新聞が記しているのでやめるが、実は、今頃になって地元被災地を訪れるという感覚が理解不能だという声を多く聞く。ませにその通りで、なぜ、今まで行かなかったのかは国民が感じる単純な疑問だろう。
 真摯な対応にはほど遠い姿人柄は、華やかで羽振りの良い環境には適しているのかもしれないが、今の日本を任せられる政治家とは思えない。
 20年ほど前のことだが、宮沢、渡辺、海部各氏を面接した若き幹事長時代に、自らが総理職を確保してしまえばよかったのかもしれない。当時の日本であれば小沢総理として適任の時代背景だったようにも思えるのだが、さてどうだっただろうか。