2016.06.20
前号への反響は予想以上にあった。
自身が何度も読み返すほどである。これについては、また後日書く事もあろうかと思う。ま、それはそれとして・・・
都知事選がかまびすかしい。およそ10人を越える候補者が取り沙汰されて、誰がなるか、誰がふさわしいかとワイド番組の野次馬騒ぎがおさまらない。
本来は、参議院選という国政選挙が間近に控えており、この選挙が今後の日本の行方に大きく影響することは広く周知のはずである。先に来るこの予定に都知事選が勝るとは思えないのだが、世間は都知事選で持ち切りだ。
確かに、たった一人の選択に対して、どんな有名人が出てくるかが、昨今の都知事選の傾向であるから、わかりやすいということは言えるが、それにしてもと思えるほどのメディアの取り上げ方である。
加えて、昨日施行された18歳選挙権がはじめて実施されるのが、この参議院選であることを考えると、その年齢にある投票初経験者に対して、関心度を高める役割がマスコミにはあると思う。しばらくはそうした内容も多く見られたが、現在は法施行を伝える単なるニュース扱い程度で、舛添事件の続編傾向にある。
日曜日の党首討論が各局で行われた関係で、若干の軌道修正が国民目線に生まれているようにも感じる。参議院選の公示は22日だ。