今、幸手市内では圏央道開通に合わせて、インターチェンジ周辺の県道惣新田幸手線や同並塚幸手線などの歩道取り付けなどの整備事業が進められています。それら既存の工事とは別に、新たに2ヵ所で、県による工事が始まります。双方とも、私がたび重ねて一般質問で取り上げ、くどいほど要望してきたものですが、いよいよ実行段階にまできました。
◆その一つ、県営権現堂公園のトイレ新設工事は、実際すでに昨日から始まっています。工事金額は約1億円弱という規模で、その内容は、かなりの大型トイレ施設となっています。これには、おもてなしを重視した「観光づくり条例」を議員提案した関係もありますが、県営公園の「おもてなし向上」にはトイレ整備が、何をおいても必須の対象だという強い思いが、私の要望活動の原動力になっています。
細かなことでは、女子トイレのすべてに「擬音装置」をつけるという要望も受け入れられています。県議に信任いただいて3年半、県に関わる街づくりが進むほどにそれなりの達成感は感じているところです。
今後、権現堂公園の整備に関する要望項目としては、管理事務所棟の設置が確実となり、すでに工事が進む3号万葉公園の早期供用があり、そして、最大の面積を有する2号公園の設計から着工に至る整備事業が待ち受けています。
◆もう一つは、第4期目の工事となる中央商店街通りのバリアフリー工事がすでに業者も決まり、各商店前の縁石の間隔調整が済み次第始まる予定です。中間地点の勤労福祉会館から約100メートル南に向かって進むことになります。駅前通り交差点までには、まだ5期、6期程度は要するだろうと思われます。
なお、この通りの正式名称は「さいたま幸手線」となっていますが、幸手市民は「御成街道」と言ったほうがわかりやすいと思います。