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No.2555 第54回幸手市文化祭

2014.11.02

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 昨日の雨は、あがった後の冬寄行を予感させるほど冷たかった。ところが、今朝はすっかり秋晴れが戻り、気温的にも爽やかさを感じる。気ままな天気は時折、人の生活を狂わせるわけだが、陽光とは素晴らしいと妙にあらためて感じてしまう。

ファイル 458-1.jpg さて、そんな雨空の中の昨日、第54回幸手市文化祭がはじまった。出品作品はなかなかの力作が多く、見どころいっぱい。また、さくらホールでの各団体による発表は、日頃の練習稽古のお披露目満載で、合わせて4時間半アスカル幸手に滞在した。公務がなかったこともあるが、これはここ数年出来なかったことだ。
ファイル 458-2.jpg はずかしながら、私も文芸幸手への寄稿を昨年に引き続いてさせていただき、さらに、今年は普段たしなむ機会もない書を出展した。中村青藍先生とのひょんなお付き合いがもとで、そんな事態と相成った次第で、それに対峙する時間がとれず、結局2晩徹夜することとなったのである。
ファイル 458-3.jpg 中村先生といえば、添付写真にさくらホールの大きな題字板がかけられているのがわかると思いますが、その字を書かれたのが中村先生。この字、私はとても好きな書で、なんと一晩かかったという。また、よくもこれほど大きな落款があるものだとしばし見とれてしまった。

 希望という名の未来につながる道・・・こんな歌詞の歌をコーラスで耳にしたが、まさに文化の集結と、そこに集う市民が幸手市の未来をつなげていくはずだと、こうしたイベントの意義を感じた。文化祭とはそういったものなのだろう。