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No.2541 北朝鮮、またもや!

2014.09.20

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 広島土砂災害から1か月が経過して、ようやく最後の不明者が発見された。残念ながら、救助という文字ではなかった。これで74名もの命が奪われた大災害となったが、胸に刻んでおくことにしたい。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
 しかし、発見されたことについてはご家族もほっとされたことと思う。
 

 さて、全員発見で少々気が落ち着いたと思ったら、拉致被害者調査に関する北朝鮮の回答がまだ時間がかかるという内容が届いた。12日に行われた国民大集会の熱気が、早くも怒りに変わった。時間稼ぎもはなはだしい。あの国は国家としての形を成していないので、こうした約束破りはなんとも思わないのだろう。なにより誠意というものがない。
 再調査をするという表明を受けて、内容はなんだったか記憶にないが、何らかの制裁解除をしたのではなかったか。であれば、それを守らなかったのだから、理由の如何を問わず、新たな制裁をすべきかもしれない。この国を相手に親心のようなものを発揮してもどうにもなるものではない。

 中山恭子さんの「外務省にこそこそ交渉を任せていてはいけない!」という言葉が思い起こされる。