2014.08.30
長らくお休みしてしまった書き込みですが、その間にもアクセスくださった皆様に深く感謝申し上げます。言い訳にはなりませんが、なんだかコマゴマとせわしない日が続いております。
広島の土砂災害は絶句するほどの犠牲者が出てしまいました。謹んでご冥福をお祈りしなければなりません。合掌
しかしながら、あらためて自然災害の脅威を感じずにはいられませんが、今回の災害は、人災的な一面はなかったのだろうか?という疑問がないではありません。
と言いますのは、災害現地には「蛇落地悪谷」という地名が古くよりあって、先人は住むには適さない土地という指摘をしていたとの話があるそうなのです。見るからにそうした指摘がはずれてはいないといった光景を目の当たりにし、県営の集合住宅までが何棟も建てられているのに驚いたほどです。
あの航空俯瞰写真を見せられたら、はたして我が家をその地に求めるかどうか・・・ではないでしょうか。
また、あの崩れた山の土質は花崗岩だということですが、花崗岩は乾いている時は固いそうなのですが、水に分解しやすい性質で、大量の雨に降られた結果、砂地にも近いような柔らかさになったという話も専門家の中にはあると言います。
本来為すべき災害対策は、危険な土地には家を建てない!が初歩の原則ではないかと感じさせられた災害、そんな思いです。