先週の真夏日が信じられないほど今朝は冷え込みました。半袖に防犯チョッキだったのが、今日は長袖に防犯ジャンパーと、一気に冬支度のスタイルに。
さて、昨今の陽気異変は当たり前のようになっていて、報道ほどには驚くこともなくなったとの思いも束の間、26号の被害がこれほどのものになろうとは思いませんでした。
伊豆大島での死者17名、不明者40名超という人的災害には、予報予測が数日前から出ていたこともあったにもかかわらずですから、その猛威に驚かされました。水、風、土、といった自然が大きく動くと人知をもってしてもひとたまりもないということと理解するしかありません。いかほどの準備対応をしても、その上をいく自然の驚異を思い知らされます。
幸手市でも大堰橋付近の冠水が厳しかったようですが、前回かなりひどかった地点では、その時ほどではなかったということです。つまり、昨今の雨はとくにピンポイントで狭いエリアを襲うようで、大島の場合も地図を確認する限り、広い絵図の中で小さく感じる大島上空に豪雨をもたらす雨雲が停滞したということです。
もともと三原山を神の山とする島で、その稜線が風光明媚な大島をイメージ付けている島ですので、そうした地形が土石流被害をもたらしたと思うと、風光明媚というのも裏表ありということと思えてなりません。残念無念!
今朝のニュースで、70歳の女性が地中に埋まっているものの、「水が飲みたい」との声が聞こえたとか。身体にとりつく異物には危険ななものもあるかもしれませんので慎重な救出が望まれますが、命を尊さからは、まずは一命でも確実に救出できればなによりです。
亡くなられた皆様のご冥福をお祈りし、まだ不明のままの方々の一刻も早い救出を願わずにはいられません。