2013.03.17
昨16日、幸手商業高校の第65回卒業証書授与式がありました。厳かに始まった式は最後の卒業生退場の際に、クラスごとに担当教師への感謝の言葉が場内に響く場面で、多くの出席者がハンカチを目に当てていたのが印象的でした。
最近涙もろくなった自分ですが、こうした場面では実は全く違うことを頭に描くようにして感情を抑え、涙を見せない努力をするのですが、今回はそれもできませんでした。卒業生たちの姿が好感度満点だったせいでしょうか。
涙は素直に自然にまかせたほうがいいですね。ハンカチ忘れると大変ですが・・・。いや、私が忘れたということではありませんので悪しからず。
134人が巣立った卒業式も、幸手商業高校としては最後のものになりました。昭和16年という激動時に開校した歴史と伝統を誇る同校でしたが、県立高校再編という埼玉県の方向付けもあってその歴史に幕を閉じ、4月からは幸手桜高校として総合学科の高校に生まれ変わります。すでに新年度200人を超える新入生が決定しているということで、伝統を守りつつ新しい学校像を構築していってくれればいいなあと思っています。
それにしても素晴らしい卒業式でした。