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No.3749 なぜ三ツ林候補でないといけないのか

2024.10.25

 落下傘候補ってどういう意味ですか?という質問を街頭演説の時、中年の女性に尋ねられました。落下傘は渡り鳥候補とも言われるもので、最近の選挙ではかなり見受けます。また、ベテラン議員のくら替えの場合、刺客と称される場合もたまに見られます。これは、候補者を立てるにあたって、どの選挙区に配置したらいいかということを各政党が熟慮?した結果、候補者自身まったく知らぬ地での立候補となることです。つまり、住居地を変えてまで候補者を生まれも育ちも無縁の地へ送り込むことを落下傘とか渡り鳥という表現で呼ばれるようになったのです。
 今回の第13選挙区ですと、久喜市議だった共産党の女性候補以外の4人は全員落下傘候補です。国民民主党の候補者は千葉、維新の会の候補者は大阪、れいわは岡山、諸派の候補者は岐阜がそれぞれ地元です。おそらく、この選挙区にくら替えするために数カ月前に選挙区内に居を構えたのかもしれません。
 国政選挙において、当選目的で他地区に転出するまではいいとしても、実際、広大な選挙区内の各自治体ごとの文化・伝統・歴史・地理・課題等々を何処まで知りえているかは大切なことだと思います。
 今回、13区内4市3町全ての自治体首長が三ツ林候補を支えている現実は、これまでの実績とその歴史があるからこそ、これからの地域発展に欠かすことの出来ない人物であることを熟知しているからと言えます。というわけで、三ツ林候補しかいないでしょ!という結論でしたが、万が一でも自民党にお灸をすえるという思考は、地域にとって課題進展をストップさせることになってもいいのですか?と問いかけたいほどです。