記事一覧

No.3660 通常国会でのあるべき議論

2023.01.26

アイコン

 昨日今日の寒さは異常です・・・と言ったら寒冷地の方々には申し訳無いと思います。でも・・・寒いものは寒いですよね。今日は手袋を3枚重ねで万全と思いきや、2枚重ね以上に指先の神経が薄れていく感じでした。ひとところに25分近く立っているわけですが、子どもたちが見え始めてから近づくまで、寒さ感が遠のくから不思議です。

 さて、通常国会が始まりました。と同時にメディアはまたまた統一教会がらみの報道が増えたように思います。まさか、モリカケサクラを彷彿とさせる国会無意味論争を繰り返させようということなのでしょうか。国民のスキャンダル好きというか、それに魅せられてしまう気質は世界共通だとは理解しますが、国会は政権のスキャンダルを議論する場ではないはずです。予算権限のない野党が政権与党の汚点を浮き彫りにしたいのはわかりますが、今、コロナとウクライナ情勢からすべての状況が悪化したのは地球全体のことです。したがって、議論するのはそれなりに優先順位があるのは当然で、たとえば「東京電力の値上げ申請は法外なアップ率だと思うが、これにどう対応するおつもりか!」と首相に問いただすべきでしょう。私なら少なくとも国民生活を考えたら、この値上げが波及する範囲はとてつもなく広いでしょうから黙ってはおけません。政権与党内で議論する前に、野党がテレビの前で語って欲しいと思います。

 防衛費増額は必要不可欠と思いますが、その財源論の議論も深めるべきでしょう。コロナ対応、憲法改正、物価高と経済回復などなど、とくに立憲民主党や共産党は与党の汚点ばかりを責め立てる口撃に終始するのは自重してもらいたいものです。とは言っても、それはもはや理想に近いことかとは思います。今のメディアも腐っているとまでは申しませんが、イデオロギーを隠さない状況になってますので、国民煽動の報道に徹底しています。
 自分を見失わないように国会論争とそれを伝えるメディアを見つめたいものです。