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No.3603 2市連携交流協定締結

2022.08.29

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 都心から50㌔前後の距離間隔で、横浜から木更津まで全長約300㌔を結ぶ首都圏中央連絡自動車道(通称圏央道)は、埼玉県内では幸手市~入間市の東西58.4㌔の区間をつないでいます。現在白岡、幸手から茨城県内での複々線化工事が進められていますので、ますます経済活性化の促進に果たす意義を深めることになってまいります。
 そうしたところで、その東西両市の幸手市と入間市が、地域イベントの相互参加や農産物の違いを契機に交流を深めることで合意したという発表が議会でありました。具体的な連携交流事項は次のような内容になっています。
1.地域振興・観光に関すること
2.地域資源の相互活用に関すること
3.学校教育・生涯学習の推進に関すること
4.文化、芸術、スポーツに関すること
5.安全・安心の推進に関すること
6.健康・福祉の増進に関すること
7.その他、基本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

 以上のような内容で、締結日は令和4年10月31日が予定されています。
 ちなみに、この日は平成27年10月31日に県内全区間が開通した日となっており、そのアニバーサリーに関連付けたものとしています。
 この両市連携交流事業は、ともに県の都市整備部長として尽力された副市長同士の交流が原点にあるものと確信しています。ちなみに幸手市の和栗副市長が都市整備部長を退任後に入間市の浜川副市長が同部長に就任するという県職員時代の1年違いの絆で結び付く人間関係にあります。一つの物事が成就するためには人脈がいかに大切かということが理解できる今回の結果です。
 また、入間市の杉島市長も30代後半の県内最年少市長として発想力豊かな首長さんという評判があるなど、いくつかの要素が今回の連携に良好に作用したものと思われます。