2021.04.02
「枝久保さん、バスの休止はやむを得ないと思います。私も長い期間利用させてもらいましたがいつも有り難いと思っていました。今、我が家では娘がお世話になっていますが、本人も枝久保さんのブログを見せたら納得したようです。いろんな事情があったことと思いますが、香日向の人たちは感謝している人が多いと思います。直接お礼を言う機会はないでしょうけど、よろしければ枝久保さんからこんな思いを伝えていただけたら有難く、よろしくお願いいたします」
今朝、このようなメールをいただきました。私の方が熱くなってしまいましたが、今、香日向では独断専行的に地域をリード、いやミスリードしそうな方がいるとの話が耳に入って来ますが、地域のみならず全方位的感覚で温かい目を注いでくれる住民がいることに心が和みます。ありがとうございました。
中田観光さんに感謝の意を地域で示す方法は何かないだろうか?との想いが巡りますが、今の私にはさしたる方策は浮かびません。
しかし、それがけっして考えすぎではないと思えることがあります。それは、委細確認も含めて数日前に社長と会った際、過去の香日向バスに関わる年次運行数値を提示されました。平成20年、22年を除き見事に年間収支マイナスという年が続いています。とくに昨年はコロナの影響で驚くような収支になっています。乗車人員が前年の令和元年の135,241人に対して、令和2年は97,077人ということです。平成20年にわずかな黒字を示しましたが、その年の乗車人員は174,294人でした。実は、この乗車人員が最も多かった年です。
これでわかるのは中田観光さんは香日向のために企業論理を脇において頑張ってくれたということに尽きるのではないでしょうか。