令和3年になって幸手市の感染者が他の自治体と比べて増えるスピードが弱まり、実質的に一昨日までは41市の中で唯一の感染者100人未満となっていました。ところが、ここ数日連続で増え、とうとう100人の域に達しました。
今朝の朝刊ではまだ+1の98人となっていますが、昨日+2の連絡があり3ケタ突入。気になるのは、98人目が30代男性自営業で家族が5人あり、99人目が50代女性無職で家族が4名、100人目が10代男性学生ということで、やはり家族が4人となっています。この3名全員が陽性者との接触があるということで、その接触者が外部なのか家族なのかによって状況はまったく異なるわけです。家族感染を考えれば、増える速度は更に上がることも考えられますし、どこで感染したかによっても今後に与える影響が心配されます。
ご承知のように、県は感染経路や場所を明確には伝えてはいないので、不安な想いが膨らむのも仕方ありません。もっとも、この状況は当初からのもので、個人情報や差別といった観点から極力基本情報しか流さない県の対応は続いています。
そうであれば、自分で出来る防止策を改めて意識した上で、それを徹底するしかありません。
今朝の読売が伝えるところでは、県及び大野知事は「感染者は下げ止まるどころかリバウンドの状況を示している」としている。更に、カラオケ特に昼カラオケで高齢者の感染が急増している」と場所の特定に踏み切る発言をしました。加えて「変異ウィルスの感染者が増えている」ことを懸念するとも。
昼カラオケは幸手市だけのことではなく、全国的に時短要請に応じる形で昼のみの変形営業が当たり前のようになっているようです。営業する側の気持ちがわかるだけになんとも言えない気持ですが、現実は感染者がそれとは知らずに退屈しのぎに出かけて媒介となっているとの想定も成り立ちます。そして、同席していたお客さんのその後の行動によっては・・・つまり、感染者が来ていたとは知らない場合が自然なことでしょうから、誰の責任でもないながら事は尋常では無くなります。自分が感染したから人にうつしてやろうという不届者がそうそういるとは思えません。
ともあれ、これは自己防衛、自助の世界が基本だと考えての行動あるのみ。そう考えるしかありませんね。
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No.3388 幸手市感染者3ケタへ
2021.03.13