幸手市議会3月定例会は今日最終日を迎えます。お蔭様でウィルス脅威による状況変更も無く、予定通り進行することが出来ました。想えば、初日に議長からマスクの許可がでた程度でした。他の自治体議会では日程変更の上、一般質問も取り止めるなど混迷した議会もあったようで、どちらが良かったかは一概に判断できませんが、今日が最終日と思うと感慨深さが残る感じです。それほどの地球脅威となっている現実がそう感じさせることは間違いないところでしょう。
さて、今日は追加議案が提出される予定ですが、それ以上に、「幸手西分署の存続の請願を幸手市議会に決議することを求める」の最終結果に注目が集まります。
傍聴も委員会同様多くなるでしょうが、私はあくまでも議会ルールと広域連携の在り方という点から、この請願は採択決議を幸手市議会がすべきではないという信念で臨みます。その考え方や議会の詳細は追って皆さまにご報告いたします。
住民の思いに寄り添うということは、議会制民主主義の本質を逸脱すると思われる住民行動を安易に支持することを言うのではなく、場合によっては、その行為行動がいろいろな意味で問題を派生するということを諭し、諫め、説得するという立場で貫く、それが住民の理解に及ばなければ議会対応として臨むしかない。それが議員というものだと確信しております。
委員会後に、この運動の推進者から採択に賛成してほしい旨のメールが届きました。私は信念に基づいてこの採択することには問題が多いと反対討論をしている立場です。圧力とまでは言いませんが、その議員に・・・なぜ、そのようなメールを届けるのだろうかと残念でなりません。委員会では5対4という結果で、議会自体がまだ混沌としている状況なのです。
私は消防議会議員にも自ら手を挙げていますが、それは私なりに西分署は廃止させない方策に感触を得ているからです。水面下の話ですので表に出せない辛さがあるわけで、そのあたりの状況は後日の報告にも含める所存です。
そんな想いで今日の最終日となるわけですが、請願決議の審議は通常の議会運営上は、最後の最後になるはずですから午後になると思われます。
傍聴もしくはネット中継をぜひ! 私の考え方を登壇して語る場面がありますので、しっかりご確認いただければ有難く存じます。それでは!
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No.3262 議会最終日と請願措置
2020.03.19